2021年8月に設立された、AIとロボットによる農業の自動化のスタートアップ「トクイテン」が、シードラウンドで資金調達(金額は非公開)を行ったと発表した。XTech Venturesと、MTG Venturesが組成する「Central Japan Seed Fund」が出資し、日本政策金融公庫が融資した。
脱炭素がうたわれる今、化学肥料や農薬を使わず二酸化炭素排出量の少ない有機農業への移行が、世界的に進んでいる。同社は現在、自社農場でミニトマトの栽培・販売を行っており、今後はセンサーなどを用いたスマート農業やロボット「ティターン」、有機農業のノウハウを組み合わせたパッケージを提供していく予定だ。
まずはミニトマトの農作業効率化から始め、約4割が収穫、約2割が管理作業(葉かきや芽かき)のところを、収穫と管理作業の半分をロボットが担当し、合計3割の労働時間が省力化できる見込みだという。
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