写真内の邪魔者をパッと削除
パワフルな「Tensor G2」が実現したもうひとつの機能が「消しゴムマジック」。これはAIによって「写真に映った邪魔なもの」を消す機能です。
その名の通りマジックのような体験ですので、早速お見せしましょう。操作方法はいたって簡単。ツールメニューから消しゴムマジックを選んで、消したいものを指でくるっと囲うだけです。
壁に埋め込まれたリングを削除
自然環境に写り込んだ人物や、コンクリート塀等の落書きを消す分には十分なので、たとえばSNSにアップする写真から何かしらの理由で削除したい部分がある場合には非常に便利です。
一方で、木目のある机や規則的な模様があるものは、拡大すると若干不自然さを感じます。
暗所に強いカメラ機能はフード撮影にも効果大
左がPixel7、中がPixel7Pro。右はPixel7Proのマクロ撮影
Pixelシリーズは暗所撮影に強いイメージがあります。そこで、かなり照明が暗めのオシャレ系カフェで食べ物を撮影してみました。
こういった場所やレストランで料理の写真をSNSに投稿しようと思っても、光量が足らずにおいしそうに見えない写真が撮れてしまってがっかりした経験をお持ちの方は多いのではないでしょうか? Pixel7を使えばこれらのがっかりが減ることでしょう。
Pixel7なら、SNSにアップするのに十分なクオリティのシズル感ある撮影が補助光なしで可能です。
そして、Pixel7 proにはマクロ撮影機能「マクロ フォーカス」があります。これは機能をオンにしていると接写時に自動で切り替わります。上記の接写例のように撮影対象に接写してもバッチリピントが合うのが特徴です。
これらの優れたカメラ機能は、ハード面とAIでの自動補正といったソフト面の両面で実現しています。手持ちのiPhone13 Proと比べても、暗所での撮影の満足度は大幅アップといった感じでした。