4.自分の目標と一致しない環境に身を置く
友人や同僚、場所や習慣、ライフスタイルといった、自分を取り囲む環境は、良くも悪くも、想像をはるかに超えた大きな影響をあなたに及ぼし、すべてを決定する。
あなたはおそらく、成長し進歩してきたはずだ。「今まで効果的だった環境」は、以前とは違うものに変化しているかもしれない。自分がいる環境を作り上げているいくつかの要素を変えないことには、持続的で有意義な変化を起こせなくなっているかもしれない。
共に時間を過ごす人や、取り組んでいる活動について、常に意識してほしい。そして、自分の周りの環境が、これまでやってきたことだけでなく、これからやりたいことにも役立つかどうか、考えてみてほしい。本当の成長とは、自分の過去ではなく、使命や目標をサポートしてくれるような人々や物事と共に存在するときに生じる。
5.完璧を目指す
とりわけ、何事もパーフェクトを目指したい人にとっては耳をふさぎたくなることかもしれないが、真実を話そう。完璧というものは存在しない。
完璧主義は、恐怖心に根ざしている。恐怖は強力な感情であり、しばしば保身という隠れミノをまといながら、自分にマイナスの影響をもたらすかもしれない行動を阻止する。しかし、本当のダメージが生じる場合があるのは、恐怖心が働いて何の行動も起こさなかった場合だ。
「完璧な状況が整ったら行動に移る」とか、「Yが発生したらXという行動を起こすつもりだ」と考えているのなら、自分ではどうすることもできない外部の力に決断を委ねていることにほかならない。そうなると行き着く先は、ぐずぐずと先送りして足踏みするしかない無限のループだ。
完璧主義に抗ってキャリアを前進させたいときの確実な道とは、とにかく行動を起こすことだ。実践に勝るものはない。完璧ではなく、前進を目指そう。