しかし、今年はネットフリックスがグーグルを破り首位に立った。下記にHiredが発表した、上場済みテック企業の人気企業20社リストを掲載する(企業名の隣の数値は、Hiredが試算した各企業のポジティブ指標)。
ネットフリックス:86
GitHub:85
グーグル:84
Slack:81
マイクロソフト:78
アップル:77
テスラ:74
ツイッター:73
リンクトイン: 72
Dropbox:69
スクエア:65
アマゾン:64
ショピファイ63
アドビ:62
フェイスブック:60
リフト:57
ウォルトディズニー:57
BBC:52
セールスフォース:50
ニューヨーク・タイムズ:48
一方、非上場企業の20社ランキングは次の通り。
スペースX:75
Gitlab:72
エアビーアンドビー:69
ストライプ:66
Hulu:64
Reddit:62
Kickstarter:57
ロビンフッド:54
ブルームバーグ:50
Jet Propulsion Lab:50
コインベース:49
Quora:48
インスタカート:47
Squarespace:47
Indeed:46
ハイパーループワン:42
PBS:41
ホールフーズ:41
NPR:40
Sigma:36
上記のデータは、Hiredが同社のプラットフォームに参加する4100人のテック系人材に調査を行った結果だ。ここで興味深いのは、上場企業の人気企業20社に、ツイッターとスクエアというジャック・ドーシーが創業に関わった企業が2社も入った点だ。
さらに、人々が企業を選ぶ上では、政治的ポリシーや企業の個性、ダイバーシティへの取り組みも重視されていることが判明した。
回答者の64%が、ダイバーシティやインクルージョンの課題への対処が、企業を選ぶ上で重視するポイントだと回答した。さらに54%が、CEOの政治的な意見が企業選びに影響を与えると述べた。
テック業界で最も人気のCEOはイーロン・マスクだった。それに続いて、スンダー・ピチャイ(グーグル)やジェフ・ベゾス(アマゾン)、ティム・クック(アップル)、ジャック・ドーシー(ツイッター及びスクエア)、マーク・ザッカーバーグ(フェイスブック)、シェリル・サンドバーグ(フェイスブック)、リード・ヘイスティングス(ネットフリックス)、マーク・ベニオフ(セールスフォース)などの名前が並んでいた。
さらに、2020年ならではと思えるのが、リモートワークが重視される傾向だ。子供を持つ人々の42%が、転職によって住む場所を変えたくないと回答しており、リモートワークには前向きな姿勢を示していた。
しかし、「一日2時間以上のビデオ会議に耐えられる」と回答したのは、ごくわずかな人々のみだった。