Milunovichによると新たに投入される「iPhone X Plus」の価格は最大で1100ドル(約11万8000円)程度になるという。一部メディアは1200ドルを予想しているが、それよりは100ドルも安いことになる。
また、MilunovichはアップルがiPhone X Plusの価格を1050ドル程度まで引き下げる可能性も指摘しており、iPhone Xの2世代目のモデル(iPhone X2)に関しても、現行モデルより100ドル安い900ドルを予想している。背景にはアップルが高価格による顧客離れを懸念していることがあげられるという。
また、2016年に発売された「iPhone SE」の後継機種の「iPhone SE2」の価格は700ドルから750ドルのレンジを見込んでいる(このモデルはiPhone X SEと呼ばれるかもしれない)。
iPhone SEの現行モデルは350ドルで販売されており、価格は約2倍に達することになる。しかし、iPhone SE2は現状のiPhone Xに投入されたほぼ全てのイノベーションを引き継いだモデルとなり、機能面ではiPhone SEをはるかに上回るという。
ニュスサイト「BGR」の編集者のZach Epsteinは、iPhone SE2のスペックについて次のように予測していた。
1. iPhone Xと同様にホームボタンを持たない
2. ノッチ部分にFace IDが搭載される
3. ヘッドフォンジャックは廃止
4. ボディのデザインはiPhone SEを踏襲した角ばったものになる
Milunovichによる3モデルの価格予測は先月、「RBC Capital Markets」のアナリストのAmit Daryananiが発表したものとほぼ一致しており、確度はかなり高いと見込まれる。
しかし、これらの3端末が発表されるのは今から約6ヶ月後になると予想され、アップルが価格や機能を変更することも十分考えられる。