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畑中 章宏

「民俗学2.0」でAI時代を読む

1962年、大阪生まれ。妖怪から人工生命、神話からSF、神仏習合から民主主義まで、日本人の心性について「民俗学2.0」の視点から考察する。著書に『柳田国男と今和次郎」(平凡社新書)、『災害と妖怪』(亜紀書房)、『先祖と日本人』(日本評論社)、『蚕』(晶文社)、『天災と日本人』(ちくま新書)、『21世紀の民俗学』(KADOKAWA)ほか多数。

  • 江戸時代から続く「日本人のVR羨望」

    Twitterから話題になった江戸の奇談江戸時代後期に書かれた『仙境異聞』(1822年・文政5年)という本が話題になっている。しかもそのきっかけは、「『江戸時代に天狗に攫(さら)われて帰ってきた子供のしゃべったことをまとめた記録』がめちゃ面白い」というTwitter上のつぶやきなのだ。国学者の平田篤 ...

  • アイボの慰霊とザギトワへのご褒美

    人工知能(AI)や人工生命(AL)、仮想現実(VR)や拡張現実(AR)など、科学の予測やSFの想像力を超えた先端技術が次々と生み出されてきている。私たち日本人は、こうした新しいテクノロジーと、どのようにつきあっていけばよいのだろうか。そこで導入されるのが、過去から持続する経験や習慣を研究する「民俗学 ...