大切な人と充実した一日を過ごした後に、まばゆいばかりの夕日を一緒に見る経験は、他の何にも勝るだろう。そこで、インフルエンサーマーケティングのプラットフォームを運営するHeepsyは、世界の54都市を対象として、最もインスタ映えしそうな夕焼けが見られる都市を特定するための調査を実施した。
評価基準としたのは、美しい夕焼けが見られることで人気のスポットと関連の投稿に付けられたハッシュタグの数、年間の平均日照時間、空気質指数(AQI)などだ。以下、上位に入った9都市を紹介する。
パリ/フランス
「愛の都」とも呼ばれるパリがこのリストの1位に入るのは、驚くことではないだろう。特におすすめのスポットとして挙げられているのは、エッフェル塔、サクレ・クール寺院、アレクサンドル3世橋だ。
ドバイ/UAE
2位は、世界一の高層ビル、ブルジュ・ハリファやジュメイラ・ビーチで知られるドバイ。年間の平均日照時間が3500時間にのぼることも、注目すべき点だ。大抵いつでも、余裕をもって夕日を見に行くことができる。
ロサンゼルス/米国
年間の平均日照時間は、調査対象とした都市の中で2番目に長い3254時間。サンタモニカ桟橋やグリフィス天文台など、多くの場所で美しい夕焼けを見られる。
バルセロナ/スペイン
観光を巡るさまざまな改革が進められるなかでも、4位にランクイン。AQIの高さも評価を引き上げている。特に人気があるのは、グエル公園、バルセロネータ・ビーチなど。
サンフランシスコ/米国
カリフォルニア州は、2都市が上位に入っている。高評価の要因には、AQIが高いことも。ベイカー・ビーチやツインピークスが人気。
カンヌ/フランス
このリストのその他の都市に比べ、かなり人口が少ないカンヌ。夕日を見たい人たちが向かう人気のスポットは、クロワゼット大通りや、サント・マルグリット島など。
マドリード/スペイン
夕焼けが美しいもうひとつのスペインの都市。デボー聖堂、オエステ公園などが人気。バルセロナと同様、AQIでも評価が高い。
イスタンブール/トルコ
この国の最大都市は、世界で最もスカイラインが美しい都市の1つとして知られる。「夕焼け」に関連したキーワードのハッシュタグの多さでも注目されるイスタンブールで、夕日を見に行きたい場所として特に人気があるのは、ボスポラス海峡を見渡せるガラタ塔、乙女の塔など。
ホノルル/米国
年間の平均日照時間は3000時間以上。美しい夕焼けが見られるスポットとして人気が高いのは、ワイキキビーチやタンタラスの丘展望台など。
(forbes.com 原文)