音楽作成アプリMubert AIは「ストリーマーから映画製作者、アプリ製作者までの役割を代替する」という。当アプリはテキスト入力をすることで、人が作曲したような音楽を作ることができる。「あらゆる種類のコンテンツクリエイターが、高品質でロイヤリティフリーの音楽をカスタムライセンスできるように、これまで以上に操作を簡単にした」という。
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Mubert AIは、エレベーターの中で聴く曲のような音楽を作る。本サイトによると「4000人以上のクリエイター が開発した『100万曲以上の(音楽)サンプル』でトレーニングされているそうだ。ユーザーが曲の作成を目指す際、ジャンルやムードの記号を組み合わせて選択する。それだけで、ReelやTikTokのための、歌詞のない、記憶に残りづらいBGMができあがるのだ。
GoogleのAudio LMは、TikTokと同じくらい古いものである。Googleは、歌詞とボーカルパターンを完成させるために努めている。ユーザーはAudio LMに、ピアノの楽譜の数音符のようなオーディオクリップを1つ以上送ると、機械はその途中から曲を作ってくれるという。
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世界は自動化とAIに向かいつつある。しかし、その過程でオリジナリティが失われる可能性は十分にあるのだ。
(この記事は、英国のテクノロジー特化メディア「Wonderfulengineering.com」から翻訳転載したものです)