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2023.04.25

元祖「パーパスドリブン」が生んだ強いカルチャー プロジェクトを成功に導くチーム力とは

葛西徹弥(左)・汪佳良(中)・國島常司(右)

複雑な時代と向き合うためには、パーパスを見失わないことが必要だ。そして、チームのケイパビリティを計画的に充足させなければならない。
EYストラテジー・アンド・コンサルティングに属し、「Building a better working world」という使命の達成に向けてまい進している3人に話を聞いた。


常に変動する時代に生きる私たちは、「自分の使命は何か」「何のために働いているのか」という本質を問うことが必要だ。

より良い社会の構築を目指して
多様性と高い集合知で課題解決に臨む

EYは「Building a better working world」というパーパスを掲げている。BIG4(税務・法務・コンサルティングといった機能まで有する世界4大監査法人)のなかでもパーパスドリブンな視座をはじめて取り入れたとされるのがEYだ。この世界に冠たるファームにおいて、クライアントに寄り添いながら経営課題との向き合い方や新価値想像の道筋を示し、伴走しているのがEYストラテジー・アンド・コンサルティングである。

──本日は、異なるセクターに属する皆さんにお集まりいただきました。まずは、簡単に所属セクターについて教えてください。

葛西徹弥(以下、葛西):私は「コンシューマープロダクツ&リテール」セクターに所属しています。消費財・小売り業界のクライアントに対し、サプライチェーン改善・物流コスト削減・DX推進・リスクマネジメント・ファイナンスなど広範囲な提案を行っています。

汪佳良(以下、):私が所属しているセクターは、「ヘルスサイエンス&ウェルネス」です。製薬企業や医療機器メーカー、医療機関などに向けた専門部隊になります。主に私は大手製薬企業と共に組織改革、業務改革、DXなどさまざまなプロジェクトを進めています。

國島常司(以下、國島):私が所属する「ガバメント&インフラストラクチャー」は、主に行政機関が抱えている課題に対応するセクターです。公共性の高い、日本社会の課題といえるものを取り扱っています。
葛西徹弥◎コンサルティング Consumer ディレクター

葛西徹弥◎Consumer Product & Retail ディレクター

──それぞれのセクターにおける最新の時代感や課題感にも触れていただきながら、先進的なお仕事の事例をお聞かせください。

葛西:消費財・小売り業界では、DXを起点としたビジネストランスフォーメーションと呼べるパラダイムシフトが起きています。グローバルで消費財を展開している企業が世界中で基幹システムを統一し、それに伴って仕事のプロセスや働き方そのものが変化しています。私はそうした変革に携わっています。最新テクノロジーの導入で仕事が大きく変わっていくなか、人間がアジャイルかつフレキシブルに順応していくことが求められているところだと思います。

:かつての製品(薬)中心の「ライフサイエンス3.0」から、現在は「ライフサイエンス4.0」というビジネスモデルにシフトしています。そこでは、データサイエンス×ライフサイエンスのクロスプラットフォームを構築することが急務です。世の中にある膨大なデータをどのように使っていくのか。医師・患者・消費者・政策立案者など、さまざまなプレイヤーたちとどのように連携していくのか。それらについて考えながら、基盤となるようなシステムを創出しなくてはなりません。私は、製薬企業がもっている臨床・非臨床のデータ、医療機関などがもっている社外のリアルワールドデータ(RWD、日常の実臨床のなかで得られる医療データ)など、さまざまなデータを活用しながら薬の臨床開発の効率化を進めています。効率化によって開発期間が短くなれば、薬を早く患者に届けられ、医療費の抑制にもつながります。

汪佳良◎

汪佳良◎Health Sciences & Wellness シニアマネージャー

國島:私は、特に防災や国土強靭化といったレジリエンスと称される領域をリードしています。中央の省庁と地方の自治体が協力する。さらに民間企業もかかわっていく。いまは、そのようにして社会課題ベースで点ではなく線や面で事業全体のあるべき姿を追求していくのが当たり前の時代になりました。公的機関が組織横断・連携を標榜しているなか、サービスを提供している私たちが縦割りのままで動いていたのでは、あるべき方向を示せるはずがありません。「案件ごとの課題解決に必要な専門チーム」をプロジェクト単位で組むことが求められています。

:私から補足しますと、その「案件ごとの課題解決に必要な専門チーム」というのは、EYストラテジー・アンド・コンサルティングのセクターを横断して構成されます。あるセクターが抱えている課題に対し、その解決に不可欠となるケイパビリティをほかのセクターが有している場合もあります。そうした際には、セクターを横断したチームが組まれるのです。

葛西:セクター横断で人が集まるのはもちろん、セクター内の人選においても、さまざまな意見を集積できる工夫が見られます。例えば、私が所属するコンシューマープロダクツ&リテールセクターでは、ひとつのプロジェクトチームに「コンサルタントとして長い経歴を有している者」と「もともと消費財メーカーなどの事業会社で経験を積んできた者」がバランスよくミックスされます。私は、後者です。飲料、食品、化粧品といった消費財・小売りの事業会社で20年以上、主にSCM(サプライチェーンマネジメント)分野で実務経験を積んできました。

國島:認知的多様性にあふれるチームを編成して集合知に幅や深さをもたせていくのが、EYストラテジー・アンド・コンサルティングのカルチャーであり、強みのひとつといえるでしょう。

國島常司◎

國島常司◎Government & Infrastructure ディレクター

──チームのなかにケイパビリティやオピニオンの多様性が確保されているというのは、大事なことですね。異なる個性や特性、強みが発揮される環境こそ、イノベーションが生み出される土壌になると思います。皆さんは、他社での経験を経てEYストラテジー・アンド・コンサルティングに入社されています。自社のカルチャーについて、ほかにも感じていることはありますか。

:個々人が高い目標をもち、アグレッシブに取り組んでいると実感しています。また、グローバルネットワークにおける緊密な連携も挙げられるでしょう。私は毎週、英国や米国などの仲間たちと意見を交わしています。

葛西:私も日々、グローバルな案件でEYの海外ネットワークと連携しています。オランダ、米国、イタリア、スイス、英国、ギリシャ、韓国、中国、シンガポールなど、かかわっている人々の国名を挙げていくとキリがないくらいです。海外を含めたネットワークの強さ、および柔軟さが、EYストラテジー・アンド・コンサルティングの課題解決能力を生み出していると思います。

國島:常にチャレンジしていかなければならない。すなわち、自分の成長が止まらない。EYストラテジー・アンド・コンサルティングには、そういう社風・気運があると感じています。自分の成長がクライアントの成長につながり、「Building a better working world」というパーパスの達成にもつながっていくのだと思っています。

EYストラテジー・アンド・コンサルティング
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葛西徹弥◎消費財・小売り業界の事業会社で20年以上、実務経験を積んできた。その間に2回、海外の大学院へ留学し、経営学・工学修士を取得。EYストラテジー・アンド・コンサルティングには2019年12月に入社。

汪佳良◎BIG4の他社で8年間ほど働いた後、2020年9月にEYストラテジー・アンド・コンサルティングに入社。中国語、英語、日本語を操る。医療機関やIT企業とも連携しながら、主に製薬会社のために働いている。

國島常司◎BIG4の他社などを経て2019年5月、EYストラテジー・アンド・コンサルティングにジョイン。コンサルティング業務の経験は通算で15年となる。そのほとんどで公的機関の支援に奮闘してきた。


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Promoted by EY Japan / text by Kiyoto Kuniryo / edit by Akio Takashiro / photographs by Shuji Goto

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