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ビジネス

2025.08.08 13:15

世界最大人材コンサル元日本トップが明かす「ヘッドハント人材の要件激変」の内訳

Getty Images

7. 閉じこもらず、世界を見据える

グローバルに活躍するには、「根拠なき自信」が必要です。

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英語力だけの問題ではありません。自己主張ができるかどうか。強く言われると自信が揺らいでしまう日本人の弱点は、文化的背景にあります。

まずは「好き嫌い」を明確にすること。100%主観的なこの感情を言語化することが、グローバルで通用する自己肯定感の第一歩です。

8. 流されず、哲学を持つ

キャリアの勝者は、変化を恐れず、変化の中でも“ぶれない軸”を持っています。

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それは「哲学」です。戦略やビジョンの前に、「なぜそれをするのか?」という問いに答えられること。

「目的」と「手段」を混同せず、時に朝令暮改しても、根底にある理念は揺るがない。そんなリーダーの言葉には、重みと信頼が宿ります。

9. 憎まれず、かわいげを持つ

最後にして最強の資質が、「かわいげ」です。

大胆な発言でネット炎上したサントリー新浪剛史氏は、すぐに非を認めて訂正。これが逆に好感を呼び、信頼につながりました。

“悪ガキリーダー”は周囲を振り回す存在かもしれません。けれど、どこかに人間味があり、笑って許したくなるかわいさがある。

だからこそ、仲間がついてくるのです。

まとめ:あなたは「どの資質」を持っていますか?

「キャリアの勝者」とは、地位や年収だけでは測れません。自分の人生のハンドルをしっかりと握り、自分の哲学と情熱を持って未来に挑む人。

9つすべてを一気に備えるのは難しいかもしれません。けれど、どれか1つからでも意識してみてください。

きっと、あなたの中にも“悪ガキリーダー”の種が眠っているはずです。

最後に:「勝者」とは誰か?

キャリアの勝者とは、必ずしも「偉い人」ではない。大企業の社長でも、ベンチャーの創業者でも、公共セクターの責任者でも、誰にでもなり得る。

その人が、自分のテーマを持ち、問い続け、変化しながら前に進み続けているかどうか。

そして、『どんなときも、自分の人生のハンドルを手放していない人』こそが、キャリアの勝者だと言えます。

まずは9つのうち、ひとつでいい。

明日から「変化を歓迎する姿勢」だけでも意識してみてください。

キャリアの勝者とは、“与えられたポジション”ではなく、“自ら進化する人”なのです。




 『成長の書』(妹尾輝男著、講談社刊)

妹尾輝男(せのお・てるお)◎横浜国立大学経営学部卒。ロンドン、バミューダ諸島、東京にて石油製品トレーディング会社に勤務した後、1988年、スタンフォード大学で経営学修士(MBA)取得。ベイン・アンド・カンパニーを経て、コーン・フェリーに入社。同グループで30年以上、主にグローバル・トップ企業のエグゼクティブ・クラスを対象に、ヘッドハンター、エグゼクティブ・コーチとして第一線で活躍。その間、日本法人社長を9年間、会長を1年間務め、現在は特別顧問。

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