【重要なお知らせ:当社を装った偽サイトにご注意ください】

Forbes BrandVoice!! とは BrandVoiceは、企業や団体のコンテンツマーケティングを行うForbes JAPANの企画広告です。

2025.03.25 20:00

文系も理系も—”誰もがエンジニアを目指せる世界へ” スタッフサービス・エンジニアリングが描く「キャリア」の新たなかたち

昨今のエンジニア不足のなか、「誰もがエンジニアを目指せる世界へ」を事業理念に掲げ人材育成に力を注ぐ、スタッフサービス・エンジニアリング。人材派遣にとどまらず、エンジニアの人材育成にも積極的に取り組む背景にはどのような想いがあるのか。同事業本部の山﨑亮に話を聞いた。


人材総合サービスを展開するスタッフサービスがエンジニア人材の派遣に特化した事業部門として2005年に設立したスタッフサービス・エンジニアリング(以下、SSE)。AIやIoTなどの技術革新の進展によってさまざまな業種の産業構造が大きく変化するなかで、SSEは求人企業と求職者を結びつける従来のマッチング型から、エンジニアの育成・創出型へとビジネスモデルを大きく転換し事業成長を続けている。就業先企業と協働し、エンジニアの育成を積極的に行うSSEの理念はいかにして醸成されたのだろうか。本部長を務める執行役員の山﨑亮(写真。以下、山﨑)に話を聞いた。

人材不足の課題解決から生まれたエンジニア育成・創出事業への転換

SSEのビジネスの核となるのは、21年に策定した「誰もがエンジニアを目指せる世界へ」という事業理念だ。今や日本の社会課題ともなっているエンジニア不足に対するソリューションであることはもちろんだが、その根底には、「本当はエンジニアになりたかったが、その選択ができていない人を支援したい」という想いがある。

山﨑自身には、なりたい職業を選択しなかった過去がある。学生時代は、教育に携わりたいという想いから教職を目指していたのだという。この背景も、事業理念への共感を深める一因になったという。

「学びは本来、自分の可能性を広げていくためのものであるはずなのに、文理選択によって可能性が狭められているように感じます。モノづくりには興味があるのに文系卒ゆえエンジニアの仕事に応募できないという常識は変えていくべきです。私たちは一度の決断であきらめてしまっている選択肢に再び挑戦する人を支援していきます」(山﨑)

国内のモノづくり企業におけるエンジニア人材の採用意向が高まるなか、従来の雇用モデルでは現場のニーズに応えられないという現実も相まって、SSEの理念は求人企業が新たな可能性に目を向ける契機にもなっている。

「顧客協働型育成モデル」の導入とキャリア検索システム開発で可能性を開拓

SSEは、文系出身者などが未経験からエンジニアを目指せるよう、「顧客協働型育成モデル」を導入している。これは、SSEがエンジニア未経験の人材を社員として雇用し、就業先へ派遣(常用型派遣)。その後、就業先企業とも連携しながら研修等を行い、戦力となる人材を育成するものだ。新卒採用に代表される安定的な雇用モデルによって日本企業が形成してきた豊富な学習環境を活用し、エンジニアの迅速かつ持続的な供給を実現する仕組みだという。成長し活躍しているエンジニアを企業が直接雇用することもできる。

就業先企業はコア人材の獲得が可能となり、エンジニアは入社難易度の高い大手企業やメーカーで腰を据えて活躍できるという両者がメリットを享受できる事業スキームと言えるだろう。すでに4,500人以上のエンジニアが就業先企業に直接雇用されているという。思わぬ波及効果もある。専門領域の異なる人材が参画することで、企業に新たなイノベーションが創出されるケースも少なくないというのだ。

「元ピアノ講師の女性がエンジニアへと転身し、就業先で直接雇用されたという事例もあります。異色のキャリアを生かした柔軟な発想力とコミュニケーション能力が高く評価され、採用に至りました」(山﨑)

さらにSSEは、個々のスキルや適性を可視化するキャリア検索システム「機会がみえるくん」も独自開発した。事業発足当初から未経験採用を積極的に行ってきたSSEには多数のエンジニアのキャリアパスマッチングの情報が揃っており、システムはすでに約7万通りのデータを有しているという。

このシステムを活用することで「なりたいキャリアから逆算してエンジニアの第一歩を調べることができる」と山﨑は胸を張る。

「『機会がみえるくん』を活用して、未経験人材に対するキャリア形成促進だけでなく、ベテランエンジニアに対しても異業種・異職種へのリスキリングを奨励していきます。一般的な『ジョブマッチング』にとどまらず、『キャリアパスマッチング』をすることで、政府が進める三位一体の労働市場改革にも貢献できると考えています」(山﨑)

スタッフサービス・エンジニアリング事業部本部長 山﨑亮
スタッフサービス エンジニアリング事業本部 本部長 山﨑亮

SSEの取り組みは、エンジニア不足の解消だけでなく、働く価値観の変化にも対応する。

「特に若年層は、柔軟な働き方やスキルアップ、キャリアチェンジの機会を重視する傾向がある」と山﨑は言う。

「多くのエンジニアが、単なる職業としての仕事以上に自己実現やスキルアップ、ワークライフバランスの充実を重視するようになっています。私たちは、本人の資質を生かし、理想のキャリアパスを描けるようにきめ細かく支援し、エンジニアが生涯を通じて成長できる環境を提供することが重要だと考えています」(山﨑)

またSSEは、東北大学との連携による半導体エンジニア育成プログラムなど、成長産業に特化した育成にも力を入れている。「大学との連携によるエンジニア育成プログラムの目的は、意欲があっても知識や経験が不足しているエンジニア希望者に、就業先企業からニーズが高く、キャリアに生かせる学びの場を提供することです。今後も座学や体験型研修を取り入れながら半導体業界のような年々人材ニーズが高まる成長産業で、将来的に活躍できる人材を育成していきます」(山﨑)

エンジニアHRプラットフォームとして企業とエンジニアに寄り添う

現在、SSEには約2万人のエンジニアが在籍し、さまざまな業界や職種でエンジニアとして活躍している。エンジニア人材と企業を結ぶ「エンジニアHRプラットフォーム」として、山﨑はどのような展望を抱いているのだろうか。

「弊社に在籍するエンジニアは『エンジニアになりたい』という想いをもって入社をしてきた、意欲の高いエンジニアです。約700のeラーニングや通信教育講座を活用しながら、モチベーション高く業務に取り組み、未経験でも入社後すぐ就業先になじんで活躍し、就業先で表彰いただく方や、活躍を評価され直接雇用につながった方もたくさんいます。就業先企業様からは半年に一度、エンジニアへフィードバックをいただく機会も設けているため、成長スピードに応じたサポートが可能です。

これからも、ご要望や叱咤激励をいただきながら一層多くのエンジニアをともに育てていけたらと考えています。今後は、DXやGX、半導体など最新技術にも対応できるキャリアサポートをさらに拡充することで、よりニーズの高いエンジニアを育成・創出し、より多くのステークホルダーの方々との協働を進めていきます」(山﨑)

最後に、忘れられない原体験として山﨑はこんな逸話を明かしてくれた。「自動車メーカーで働くエンジニアに、自動車のプラモデルをいただいたんです。『これ、僕が設計に携わった来年の春に発売される新車です。ちょっと高いんですけど、山﨑さんに乗ってほしいんですよね』と。自慢したくなる仕事に就かれていることがうれしくて。僕自身この仕事にやりがいを感じた瞬間です」SSEは、「誰もがエンジニアを目指せる世界へ」という理念のもと、日本のモノづくりを支える人材育成に、これからも力を注いでいく。

スタッフサービス・エンジニアリング公式サイトはこちら


やまさき・りょう◎2008年新卒入社。営業職を経て、水戸、名古屋の統括マネージャーを歴任後、中部・東海地域を統べる統括ゼネラルマネージャーに就任。22年、エンジニアリング事業本部本部長に着任。

Promoted by スタッフサービス・エンジニアリング / text by Reico Watanabe / photographs by Shuji Goto / edited by Akio Takashiro