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2025.02.21 11:00

リピート率90%以上——Groovementのフリーランスコンサルタントマッチングが急成長しているワケ

2024年、経営コンサルタント業の倒産が過去最多を記録するなか、フリーランスのコンサルタント活用が企業の新たな選択肢となりつつある。フリーのコンサルタントと企業をつなぐエージェント型マッチングサービス「Strategy Consultant Bank」を提供するGroovement 代表取締役 浴野真志(以降、浴野)は、「ROIの観点からフリーを採用する企業は増加傾向にあり、仕事への評価も高い」と話す。

事実、Groovementは日本を代表する一部上場企業との取引が多く、リピーター率は9割を超えているという。企業に求められるハイクオリティなフリーコンサルを創出する同社の仕組みとは。浴野の話から探っていく。


「Strategy Consultant Bank」(以下、SCB)は、事業戦略系から業務系PMO支援などで即戦力を求める企業に対し、必要なスキルを持つコンサルタントをアサインするプラットフォーム。案件依頼から面談までは最短1週間で、最低1日からの契約も可能だ。

浴野によると、コンサルティング業界ではこれまではCXOのようなレイヤー層から最上流の経営課題を支援してほしいという依頼が多くあったが、近年、事業部門の管理職が現場プロジェクトの推進を目的に、即戦力となるコンサルタントを求めるケースが増えているという。そこで注目されているのがフリーコンサルだ。浴野は、企業がフリーコンサルを活用するメリットを次のように話す。

「大手コンサルティングファームは、一定規模での契約が前提で、短期間・少人数のプロジェクトに適さない場面も多い。一方、フリーランスのコンサルタントは依頼内容に柔軟に対応でき、案件への応じ方も小回りが効くというメリットがあります。課題が明確である場合は、ピンポイントで適任のコンサルタントをアサインすることができます。フリーランスで働きたいという優秀なコンサルタントも増えてきています」

だが浴野は「ニーズに適した最適なマッチングなくして、企業がフリーコンサルを活用するメリットは生み出せない」と語る。

高解像度のマッチングでリピート率9割以上

「コンサルタントにも得意分野や経験値の違いがあります。特に最近では仮説の構築から論点設計、検証から実行支援まで、あらゆるフェーズに対応できる柔軟な人材が求められています。そのような背景も踏まえて、コンサルタントの特性を十二分に把握しているところはほぼないに等しいと考えています」

浴野がそう言い切るのには理由がある。浴野は同社設立前、デロイトトーマツコンサルティングとFIELD MANAGEMENT STRATEGYにて、B2C領域における事業戦略から新規事業の検討、各戦略の実行支援などに従事。その後、フリーランスでの活動を視野に入れて登録した案件紹介サービスで感じた違和感から起業を決意した。その違和感こそ、コンサルタントと企業の最適なマッチングが行われていないことだった。

浴野は21年にGroovementを設立し、「Strategy Consultant Bank」をスタートさせた。同サービスで徹底しているのは、企業とコンサルタントのミスマッチを防ぎ、適正なマッチングをかなえるための3つの仕組み。「登録コンサルタントの厳選」「AIによるマッチング支援」「充実したアフターフォロー」である。

「SCBに登録できるコンサルタントは著名ファーム出身者のみという条件を設けています。個人のスキルや実績はコンサルタントとして活躍してきた経験を持つ社員が確認し、実力や強みを分析。企業側が求めるニーズの適性を見極めたマッチングを行なっています。AIを活用したマッチング支援も進めており、今後はより精度を高めていきたいと考えています」

SCBに登録するコンサルタントを徹底的に分析する背景にも、浴野自身の経験が生かされている。浴野は他社の案件紹介サービスに登録した際、コンサルタントのスキルを正しく理解できるコーディネーターがいないと感じたと話す。

「『資料を何枚つくったのか』『エクセルでどれくらいの行数を分析したことがあるのか』など、コンサルタントとしての専門性やスキルとは直接的に関係のない質問ばかりで、コーディネーター側がコンサルタントに対する正しい知識を持っていないことに驚きました。これでは最適なマッチングは実現しない。自分のスキルを正しく理解してくれない人に自分の人生を委ねることはできないと感じました」

故に、同社のコーディネーターはファーム出身者を筆頭に、的確な分析ができる体制を整えている。Groovement 代表取締役 浴野真志

Groovement 代表取締役 浴野真志

また、アフターフォローでは企業とコンサルタントの双方をサポート。定期コミュニケーションを通じて双方のフィードバックの反映や必要に応じた軌道修正を実施し、万が一のミスマッチが生じた場合にはリプレイスを含めた迅速な対応を行っている。

「フリーに限らず、コンサルタントを初めて活用する企業様もいらっしゃいます。企業側がコンサルタントの専門性を的確に判断し、担当するスコープを切り出すことができないケースもあるため、支援を円滑に進めるためのサポートなども行なっています」

こうした継続的なサポートにより大手上場企業やメガベンチャーを中心に導入が進み、企業のリピート率9割以上の成果につながっているという。

コンサルタントが働き方を選択できる環境をつくりたい

浴野が企業とコンサルタントの最適なマッチングを徹底する理由のひとつに、フリーコンサル市場の成熟を実現させたいという思いがある。

フリーランスを導入する企業が増えても、ミスマッチが多発すればコンサルタントの価値を下げてしまう。ともすればニーズは減り、市場全体でフリーコンサルが活躍する場も失われてしまう。 

「大手コンサルファームでは、常にタフで、いついかなるときも企業支援に従事する姿勢が求められますが、コンサルタントが働き方を選択できる環境をつくりたいと考えています。転勤のない環境で働きたいという人や、稼働率を調整しながら経験を活かせる柔軟な働き方を求める声も多い。また、フリーランスであれば、会社の枠にとらわれず、クライアントの課題に対してより本質的な提案が可能です。知見を最大限に活かし、自分の力を試したいというニーズもあり、フリーランスに転向する人は少なくありません。こうした声に応えられる環境を構築できれば、優秀な人材が活躍できる場が広がり、これまで以上に企業様の成長支援ができると考えています」

『フリーランスコンサルタントの教科書』(クロスメディア・パブリッシング)の著者でもある浴野は、SCB登録人材の支援にも力を入れている。個人事業主となる際に発生する手続きなどの説明、税理士などのパートナー紹介に加え、今後はフリーランスをやめてコンサルファームへの正社員復帰を望む人材へのキャリア支援も行なっていく予定だという。フリーランスとなる際の不安、その後の個人の成長まで包括的にサポートすることで、安心して挑戦できる環境を提供したいとの思いをもっている。

企業が確信を持ってフリーコンサルを選ぶ時代に

企業のフリーコンサル活用は、今後どのように進化していくのか。

「フリーランスのコンサルタントがより価値を発揮できれば、企業が活用する流れは今後さらに加速していくでしょう。弊社のサービスを通じて、フリーランスがプロフェッショナル人材であると認識していただいている企業様からはチーム単位で複数名を起用したいという声もあり、我々は23年7月に『Groovement Consulting』をローンチしました。同社のプロパー社員のコンサルタントがプロジェクトマネージャーとなり、SCBに登録する人材から適切なメンバーを選出し、チーム単位で支援するサービスです。

またIT系のニーズも増えてきたことを受け、新たな専門領域として同年11月に『IT Consultant Bank』を立ち上げました。SCBの仕組みを活かし、企業のIT・DX戦略策定から実装・運用支援に特化したコンサルタントをそろえています」

最後に、今後の展望について聞いた。

「これからも時代のニーズに合わせた質の高いコンサルタントをマッチングしていくことで、フリーランスコンサルタントのマッチングでマーケットシェアNo.1を目指していきます。企業が大手ファームとフリーコンサルのどちらを活用すべきか、常に比較検討するような未来を築くため、尽力していきたいと考えています」

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えきの・まさし◎Groovement代表取締役。神戸大学経済学部卒。デロイトトーマツコンサルティング、Field Management(現:FIELD MANAGEMENT STRATEGY)にて主にB2C領域における事業戦略、新規事業の検討、各戦略の実行支援に従事。2021年にGroovementを創業し、フリーコンサル向けの案件紹介マッチングサービス「Strategy Consultant Bank 」をローンチ。著書に『フリーランスコンサルタントの教科書』(クロスメディア・パブリッシング)

Promoted by Groovement | text by Honami Kawakami | photographs by Junji Okunishi | edited by Aya Ohtou(CRAING)