周囲からサポートを得よう
挫折に直面すると、おのずとメンターや同僚、仲間から支えてもらいたいと思うものだ。自分を導いてくれる人や、心から応援してくれる人とつながろう。業界イベントに参加したり、関連する職能団体に加入したり、LinkedIn（リンクトイン）で活発にやり取りしたりしよう。以前の同僚や職場に連絡したり、いつもの仕事仲間とは違う人に自己紹介したりして、思いがけない求人やコラボレーションの有無を調べるのもいい。
仕事が舞い込んできたら、なじみのない分野の役職やプロジェクトでも、躊躇せずに挑戦しよう。新たなキャリアへの道が開けるかもしれない。
仕事とは関係のない趣味や活動に力を入れよう
キャリアがすべてではないことを忘れないでほしい。仕事とは無関係の趣味や、情熱を抱いている活動に打ち込むことで、方向性が見えてきたり、プロフェッショナルとしての成長が再び加速したりすることがある。趣味に没頭すると、不安を忘れられる時間が生まれ、目的意識や日常の楽しみがよみがえってくるものだ。シンプルに喜びを得られることに時間を費やそう。
文章を書くことや、地域活動、フィットネスなど、熱心に取り組んでいるものがあれば、副業として始めることを検討するのも1つのアイデアだ。大好きな趣味や活動を次のキャリア戦略に組み込めないか探ってみよう。
挫折に向き合うのは容易ではなく、なかなか立ち直れないこともある。しかし、その瞬間に自分の進む道が決まってしまうわけではないことを忘れてはならない。立ち止まり、自らを振り返り、新しい可能性に向けて方向転換できるチャンスなのだ。
先行きは不透明かもしれないが、思いがけないことが起こり、真の強みや情熱を見つけられるかもしれない。挫折はすべての終わりではなく、むしろ、可能性や成長に満ちた新しいページの幕開けなのだ。
（forbes.com 原文）
