今週から、Googleフォトの画像詳細表示に新たな「AI情報(AI Info)」セクションが追加される(現在順次展開中)。これにより、ユーザーが閲覧している画像がAIによって作成または加工されたものであるかが表示される。この情報を確認することで、ユーザーはグーグルのGemini(ジェミニ)アプリなどのAIツールで生成された画像や、Googleフォトの消しゴムマジックなどのAI機能で加工された画像をより簡単に識別できるようになる。
これらの新しいAI透明性機能は、今月初めに情報提供者のAssemble Debugによってリークされ、その後、Googleフォトの公式ブログで正式に発表された。このブログでは、どのようにユーザーが画像内のAIを見分けやすくなるかについて詳しく説明している。
ニュースサイトのAndroid Authorityが掲載したスクリーンショットによれば、新しいAI情報セクションには「クレジット:Google AIで作成」や「デジタルソースタイプ:生成AIを使用して作成」という表示が含まれており、選択された画像がAIによって生成されたものであることが明示されている。これらの情報は、IPTCメタデータ(国際新聞電気通信評議会が定めた画像メタデータの国際標準)から取得されており、画像ファイルが保存または編集される際にオプションで埋め込まれるものである。
Here is a screenshot of @GooglePhotos upcoming AI info section which will help you identify images generated through @GeminiApp and some other AI tools from other companies like Adobe, BBC, Intel, Microsoft, Publicis Groupe, Sony and Truepic. #Gemini #AIhttps://t.co/6XYGYqEgD0pic.twitter.com/r8fABDnZzY
— AssembleDebug (Shiv) (@AssembleDebug) October 24, 2024
(上のX投稿の訳)以下は、@GooglePhotosに今後登場する AI情報(AI Info)セクションのスクリーンショットです。この表示は、@GeminiAppや、Adobe、BBC、Intel、Microsoft、Publicis Groupe、Sony、Truepic などの他社のAIツールによって生成された画像を識別するのに役立ちます。
グーグルによれば、消しゴムマジック、編集マジック、ズームエンハンスなどのツールが使用された場合にも、その情報が表示される。また、IPTCメタデータは業界標準のフォーマットであるため、アドビやマイクロソフトなどの他社製アプリでも同様のAI情報が表示される可能性がある。