キャラクターモデル
10年ぶりのシリーズ新作となるGTA6では当然、「美しいグラフィック」を誰しもが期待していたが、キャラクターモデルがここまで作りこまれているとは誰も予想していなかっただろう。主役のルシアが素晴らしいクオリティなのはもちろん、他のキャラクターの多くも「不気味の谷」に近いリアルさで描かれている。ゲーム全体がこのクオリティになるのであれば、すごいことだ。リアルなキャラクターが登場するゲームはこれまでにもあったが、この規模のタイトルではなかっただろう。キャラの体型
短いビーチのシーンなど、トレーラーのいたるところで、さまざまな体型のキャラクターが登場する。筋肉質、肥満、やせ型、グラマー体型などの人々が、単にスライダー調整をしただけのようには見えないクオリティで作りこまれている。主人公のキャラクター作成ツールがどのようなものになるのかが気になるところだ。さらには、「トゥワーキング」（尻を突き出して上下に揺らす動作）を再現する物理シミュレーションも用意されているようだ。1分30秒の短いトレーラーにもかかわらず、トゥワーキングはなんと3回も登場する。冗談ではなく、キャラクターモデルにトゥワーキングの物理シミュレーションを導入したのは、本当に感心ものだ。年代
ゲームの舞台となるのは現代、あるいは同作の開発期間を考えるとごく最近の時代になる。一部の人々は、トレーラーにGTA5の車が映っているのを発見した（文句は言わないこと！）。また、トレーラー各所で、インスタライブやTikTok（ティックトック）などを模したSNSの画面を使い、レオニダ州のクレイジーな部分が描かれている。これが実際のゲームプレイにどう取り込まれるかはわからないが、何かしらの要素となるかもしれない。発売時期
発売時期は単に「2025年」とされたが、それでもここからは重要な推測ができる。ロックスターの親会社テイクツー・インタラクティブは2025年度（2024年4月～25年3月）に大幅な収益増を見込んでおり、これは同年度内のGTA6発売を示唆している。そうであれば、発売は2025年第1四半期（1～3月）になるはずだ。もちろん、延期されなければの話だが。advertisement
上記のほかにもトレーラーから読み取れることはあるだろうし、私もこれからもっと細かくみてみるつもりだが、これだけ短いトレーラーから判明したこととしてはすでにかなりの内容で、私が想像していた以上だ。今後は続報を待つことになるが、それが届くのはしばらく後になりそうだ。
（forbes.com 原文）
