自動車用電子部品メーカーのコムテックが全国の20代から30代の女性543人を対象に行った調査で、ドライブデートにおいて彼女がドン引きする2つの大きな原因が判明した。ひとつめは「ドライブデート中に相手に不快を感じることは」という質問で63.5パーセント（複数回答可）と断トツトップだったのが運転に関すること。つまり、運転が下手、運転マナーが悪いということだ。
もうひとつは「ドライブデート中に車内で不快に感じたこと」。1位は「空気に汚れや匂いがある」（49パーセント）と僅差で2位が「車内にゴミや汚れがある」だった。車内が臭い、汚い、ということだ。
この匂いに関してどれくらいイヤかを尋ねると、「かなり気になる（相手を嫌いになる）」が57.6パーセントと圧倒的な嫌われぶりだった。また空気が汚れている車では楽しさが損なわれると答えた人は47.3パーセント。車内が臭いというだけで、もう絶望的と思ったほうがいい。
運転技術は頑張れば上達する。しかし、車内が臭かったり汚かったりというのはオーナーの性格に関わる問題だ。臭くても汚くても平気な人と思われてしまっては、もうアウトだ。運転マナーには人格が表れる。マナーの悪い車に乗せられて肩身の狭い彼女の気持ちも考えられないようでは、嫌われて当然だろう。
反対に、車内が清潔だと好感度が上がると答えた人はほぼ8割。そりゃそうだろう。とくに無臭、無香料が好まれる。ちなみに、芳香剤や新車の匂いはあまり好まれないみたいだ。
車の掃除と運転マナーの向上とは、言い換えれば自分を見つめ直して身も心もキレイにすること。これはまさに人間修行。ドライブデートから先に進めないみなさん、まずは内省から始めてみては？
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