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左:KRD-Nihombashi院長  田中岳史   右:ベストセラー『最高の体調』の著者 鈴木祐

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「文明病」という言葉を聞いたことはあるだろうか。おそらく多くの人にとって耳慣れないワードだが、決して他人事の病ではない。

肥満、不眠や不定愁訴など誰もが経験するような不調。こうした不調は、社会の発展に伴って生まれた現代特有の「文明病」だと言われている。

1万年前、ヒトは長い狩猟採集の時代を経て、農耕により安定的に食料を手に入れる術を得た。この間に人類は、気の遠くなるような年月を重ねながら少しずつ進化してきたのだ。

だが、人類を取り巻く環境が文字通り“激変”を遂げる。200年前の産業革命、続いてコンピューターやインターネットの誕生から始まった近年のデジタル革命だ。

「劇的な環境の変化が起きても人体、つまり体の仕組みは猛スピードでは進化できなかった。結果、環境と人体との間に生じた歪みが、文明病を生み出したのです」

こう語るのは、従来の健診とは一線を画す思想と健康サービスを提供する、KRD(ケーアールディー)Nihombashiの院長、田中岳史だ。

なんとなく続く不調。人々はその原因に気づかず「健康診断では何もなかった」と、症状が自然に改善するのを待っている。そこにKRDは一石を投じる。

同施設が掲げるコンセプトは、“カラダの「傾き」を知る”。

時に、文明病として現れる健康な状態からズレた「傾き」を測り、補正するためにKRDの健診は徹底しているのだ。

のちに詳細を紹介するが、KRDの健診設計には根拠と理由がある。

それを紐解くため、今回は特別に対談相手を迎えた。15万部を超えるベストセラー『最高の体調』の著者であり、サイエンスライターの鈴木祐。海外の学者や専門医600人以上へのインタビュー、10万本を越える科学論文を読破する彼は、ヘルスケアをテーマにその考察を発表し続けている。

二人の対話から見えてきたのは、自分の身体とうまく付き合い、文明病にかからないために私たちが認識しておきたい「行動変容」、そして受診者の幸せを思い健康な体づくりに寄り添うKRDの“本気の姿”だった。

本能をコントロールするために、「環境を設計」する


文明病を生み出す要因はたったひとつ。環境と身体の“進化のズレ”だ。

「いつでも栄養価の高い食料が手に入る世の中になっても、脳の報酬系は狩猟採集時代のままに飢餓に備えて高カロリーの食料を求め、必要以上に食べ続けてしまう。

人類に備わった生存システムが現代の飽食な環境ではうまく働かず、余剰分は身体に溜められ、逆に毒になり体内に炎症を生み出す。結果、文明病と呼ばれる様々な不調を引き起こすのです」(田中)

文明病を脱するには、本能をコントロールし行動を変えるしかない。鈴木と田中は同意見だ。しかし本能の強さは、ダイエットや禁酒・禁煙などに挫折した経験のある人なら実感があるだろう。

鈴木は「意志の力が全然あてにならないことは明白」と断言する。では、どうすれば本能をコントロール下におけるのか?

「環境を変えるのがいちばん」と鈴木はGoogleを例に挙げた。Googleがサラダバーを社員食堂の入り口に置いたところ、従業員の野菜の摂取量が増えた。環境設計によって人間の行動が大きく影響を受けることの証明である。

行動変容には“環境設計”そして“行動設計”が大きなカギを握っているなら「定期的な健康診断」も、環境要因のひとつに成り得るのではないか。

早期発見・早期治療よりも前にある、「予防」に軸足を移す


「年に一度、直前に慌てて体調を整え臨む」「検査を終えたら元通りの生活に戻り、結果も一度見たらそれっきり」

一般的な健康診断はこうした位置づけであることが多く、受診者の365日の行動を変えるまでの力を持たない。この課題に対して、KRDは独自の角度からアプローチしている。

300を超える問診と5日間の食事記録からはじまり、「この数年、海外の科学論文でも老化指標としてよく見かける」と鈴木も言う目・歯・血に関する徹底的な検査を実施。特に血液検査の項目は一般的には30程度だが、KRDでは70以上にのぼる。

例えば空腹時血糖のみならず、KRDでは糖尿病発症のリスクとなる食後高血糖を示唆する1.5AGなどについても検査する。血糖値の乱高下から糖尿病になる危険性を見出せば、どのようなアクションで予防できるのか具体的にアドバイスが行なえるのだ。

「従来の予防医学や健診は、どちらかというと早期発見・早期治療に軸足がありました。でもKRDでは、そのさらに前段階状態にも注意することも大切にしようと考えているんです。

徹底した問診や検査によって体の状態を多面的に把握でき、今は自覚症状がなくても将来発症する可能性のある病気のリスクを推察できます。口腔内の炎症から、自覚症状のない目の網膜剥離を見つけた事例もありますよ」(田中)


ベストセラー『最高の体調』著者・鈴木祐

この姿勢に鈴木は驚きを見せた。「文明病である頭痛ひとつとっても、そこに至る理由はアレルギーや睡眠、運動不足、デジタル機器の使いすぎなど果てしない。要因を特定するために検査項目を増やそうと考えた医師がいたとしても、実際にはオペレーションや情報マネジメントに労力がかかりすぎて実現できなかったのが実情でしょう。そこに踏み込んだところにKRDの強い哲学と決意を感じますね」(鈴木)

ゲーミフィケーションの要素で、本能をくすぐる仕組み


受診者の行動を変えるため、KRDでは検査後の受診者との向き合い方も緻密に設計されている。特徴的なのは、半年後にフォローアップ健診を実施する点だ。

医師のアドバイスを実行して、どのような変化が起こったか成果を実感するためである。よい変化を認識すれば確実にモチベーションに繋がるので、受診は“必須”。来ない受診者にはコンシェルジュが手紙を出すなど「必ず呼び出す」。

そして“金メダル級のデータ改善”が出たら、徹底的に褒める。

「一般的な健診ではよくない数値ばかり指摘されて、がっくりして帰っていく。でも褒められて健康意識が高まれば、他の悪い部分が引っ張られて良くなっていくことが多い」と田中は言う。

これについて「ゲーミフィケーションの要素がある」と鈴木は示唆した。

「行動変容に一番大事なのは、フィードバックなんです。自分の行動に明確なリターンがないと人は動きません。ゲームのようにミッションをクリアするとボーナスが出れば、行動変容を起こしやすい。“褒める”というご褒美はとても効果的です。

また、自分で変化を起こせたと実感があれば自己肯定感も高まり、さらに楽しくなってどんどん変化していくでしょう」(鈴木)

こうした変化を支えるために、KRDではあらゆる仕組みを駆使して受診者に寄り添う。

例えばSNSを活用し、栄養士からの食事アドバイスや受診者の健康状態に合わせた役立つ情報などを発信。LINEでの個別相談も可能だ。毎回の検査結果はクラウドに保存されているので、受診者がいつでも好きな時に、過去の全検査結果をスマートフォンなどでチェックできる。

「アクセス性が高くないと習慣にはならない。その点スマホやLINEの活用は非常に有効。検査結果の履歴を見るのは、ゲームで自分のレベルアップ度合いをチェックする感覚に似ています。

健康を目指す過程でのネックは、頭で理解できても行動に移せないこと。KRDの“人間の本能を導く”視点は、現代の予防医学で手薄だったところだと思います」(鈴木)



“自分らしく、幸せに生きるために”。土台となる健康な体を、KRDと共に創る


なぜ、KRDはここまでやるのか。

「病気を予防するだけなく、一生現役を叶え、人を“幸せ”にする」

そんな力が健康診断にはあると確信しているからだ。

田中は以前、急性期医療の現場で外科医として携わっていた。当時、脳出血や心筋梗塞などで運び込まれる患者本人、もしくは家族からよく聞いた言葉があった。「毎年、健康診断を受けていたのに......」

「せっかく受けていた健康診断がその方にとって無意味だったのでは、と愕然としました。真の医療は、もっと個人に寄り添う必要があるのではないかと。

本人が自身の身体への理解を深め、健康で幸せに繋がる行動を実行する。これを地道に積み重ねられたら、歳を重ね、いずれ死を迎える時も満足して笑顔で旅立てるのではないか。そう考えたんです」(田中)

KRDの健康診断は、年1回の結果に一喜一憂して終わりのイベントではない。むしろフォローアップを含めた年2回の定点観測。365日、毎日の生活に活かすための指針だ。目指すその先には、死を笑顔で迎えられるほどの“幸せな人生”がある。

鈴木は言う。「幸せとは、自分が最も大事にしている価値観に沿って生きられるかどうか。健康はその土台。不健康で冴えない気分の状態では、自分の価値観を見つけることさえおぼつかない」

これに対し、田中も同意を示した。「幸せとは、自分らしく生きること。そのためには『どのように生きているのか』を知ること。そうすれば環境との間にある自分なりの歪みに気がつき、適応する方法、言い換えれば健康に生きる方法を見つけられるようになるのではないでしょうか」

健康寿命を延ばすためには“早期発見・早期治療”だけでなく、病気の“予防”が重要だ。人生100年時代を幸せに生きるため、土台となる健康な体づくりをサポートするKRDは、私たちにとって心強い存在となる。

人間を取り巻く環境が激変し続けている今。幸せに人生を全うするには意志の力を過信せず、また無理もせず、他者の手を借りてでも環境を、そして行動を変えるのが最良の選択肢だろう。KRDが人々に寄り添い続け、健康な体づくりをサポートする理由が対談を通じて明らかになった。

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