誤解のないように言っておくが、ミッション達成にとって障害となりうるアイデアに同調しなければならない、と考える必要はない。それよりも、ミッション達成が可能ならば、異なるアイデアであったとしても、自分のエゴを抑えて支持することが大事だと言える。たとえそのアイデアが気に入らないとしても、ミッションのために全力を尽くすことは可能だ。
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チームとして取り組む場合には、必ずしもすべてにおいて全員の意見が一致するわけではないことを受け入れなくてはならない。優れたチームとは、ミッションを第一に考え、それを達成できるアプローチを推進していくものだ。
5．チームの団結力維持に貢献しているか
難しい問題を巡る意思決定プロセスに関与すれば、時には厳しい状況に直面することもある。チームが緊迫した雰囲気に包まれるかもしれない。意見が一致しないこともあり得る。ただ、あなたや他のメンバーが、ミッション達成を阻みかねないアプローチに合意せざるを得ない状況に追い込まれたと感じることは避けたい。
意思決定プロセスに参加する者として、チームの全員が納得できるような決断を下せるよう、あらゆる視点が確実に、十分に検討されるようにしよう。
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メンバーを集めて議論を進め、対立をうまく回避できるよう、積極的に取り組んでほしい。協調関係と礼儀正しい態度を維持する責任は全員にある。
ミッション志向のマインドセットを身に着けるためには、自分の視点も、他の人の視点も、等しく尊重する必要がある。それぞれの課題に、ひとつの単純な答えがあるわけではない。複雑な問題を解決するためには、多くのアイデアを出し合って議論をしたうえで、結論にたどり着かなくてはならない。
ミッション志向のマインドセットが身に着けば、ひとつのアイデアに固執するのではなく、「チームが掲げるゴールを達成するために必要とされること」に集中できるようになるだろう。
