「新型コロナウイルス感染症は、高齢者がかかる病気だ」という考えは、もはや捨てるべきだ。若年層は確かに、感染しても重症化する可能性が低いかもしれない。だが、重症化するリスクはゼロではない。データが明確に示しているとおり、10代の若者でも、重症化する患者はいる。
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また、ワクチン接種を完了したとしても、それで完全に安心できるわけではない。新型コロなウイルスのワクチンは、非常に効果が高いものだ。だが、感染や重症化を100％防ぐものではないからだ。今のところ、ワクチン接種だけでは十分ではない。
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つまり、ぼんぼん燃える火のような勢いでパンデミックが続く間は、ワクチンに加え、ソーシャルディスタンスを取ること、マスクを着けることなど、複数の対策を重ねて講じる必要があるということになる。
いずれ、感染がよりよく制御され、現在のように流行している状況ではなくなれば、ワクチン接種だけでも十分な状態になるだろう。だが、今はまだその時ではない。ガンズ・アンド・ローゼズの歌詞にもあるように、「もう少しの我慢」が必要だ。
