カバーレターの持ちうる力を侮ってはいけない。カバーレターを通じ、自分がどのような従業員かを掘り下げ、自分の性格や応募する仕事に対する熱意を示せるからだ。履歴書では自分の保有スキルをアピールするのに対し、カバーレターでは自分の人となりを伝えられる。応募の際にカバーレターが必須とされていなくとも、添付する価値はある。
カバーレターは、未来の雇い主に対し、自分がどれだけ適任であるかをアピールする場となる。履歴書には書ききれなかった業績の詳細を説明することもできる。またカバーレターでは、少々自慢しても良い。
カバーレターは履歴書同様、応募する仕事に沿って特別に書かれたものでなければならない。特に自分にとって新しい分野となる仕事に応募する場合には、より重要な役割を果たす。現在の仕事で得たスキルを新たな仕事にどう生かせるかを説明したり、自分が新たな分野へ踏み込もうとしている理由を書いたりできる。
最も重要なのは、履歴書を最新の内容に更新しておくこと。同時に、リンクトインのプロフィールの更新も忘れずに。履歴書を更新しないまま数年間も放置したために、その仕事で取り組んだすべてのことを思い出さなければいけない羽目になるのは避けたい。
少なくとも2年に1回、あるいは転職の勧誘を受けた時に履歴書を更新する癖を付けよう。積極的に転職活動をしているか否かにかかわらず、習慣にすべきだ。履歴書を常に最新にしておくことで、いつ何が起きても対処できる。
