我々は世界中の人だけでなく、動植物、自然から衣食住全てに渡って支えられ生きています。成功しお金が入るようになると謙虚さも感謝も忘れてしまう人が出てきます。そうならないように不労所得を得ているからこそ、そういった感謝の気持ちを強く持たなければなりません。
そして感謝の気持ちを持つだけではなく、あなたに出来ることをしていくことが大切です。不労所得を得て、経済的自由を達成することは簡単なことではありません。しかしそれを達成できたなら、もう一度自分の望んでいること、夢を考えてみる必要があります。
もしかしたら、初めのきっかけは「あこがれの車に乗りたい」だったかもしれません。それはそれで良いと思います。でも、あなたの人生の目的はそれだけではないのではないでしょうか？
経済的自由を達成したということは自由な時間と自由に使える資金を得たということです。与えられたその自由な時間と豊かなお金を使ってあなたは何をしますか？ 新しくビジネスを立ち上げることも、地域のボランティアに参加することも地球や国のために活動することも可能です。
会社員時代には出せなかった金額をチャリティーに送ることもできます。平日の昼間に誰かのために無償で奉仕することもできます。あなたが経済的自由を達成できたと言うことは必ず意味があります。全ては繋がっていて、あなたにしかできないことがきっとあります。損得を超えて、自分の制限を全てはずして考えてみてください。
先に足るを知ると言いましたが、これは現状に満足してそれ以上追求するなという意味ではありません。今の自分に与えられているものを知り、感謝できるからこそ、際限のない欲望を追求する必要がなくなるのです。そうなったときに自分の持っているものを喜んで分け与えられるようになるのではないでしょうか？
場合によってはもっと多くを人に与えるため、資産の規模や投資を拡大させることが必要になってくるかもしれません。決して我欲から資産を増やし続けるのではありません。我欲から投資を続けると、いつの間にか投資家としての目が曇り、今までの資産を吹き飛ばしてしまうような失敗にもなりかねません。
与えてられているものに感謝して、人に分け与えられるような利他と奉仕の心をもった投資家が増えることが、今の行き詰まった資本主義の世の中に求められているのではないでしょうか。
