ラリー・エリソンは10位を回復
オラクルのラリー・エリソンは、5日に同社株が7%下落して長者番付のトップ10から陥落していたが、6日の取引終了時点で資産を12億ドル(約1920億円)増やし、10位に返り咲いた。6日午後にはマイクロソフトがオラクルとの契約を縮小するとの報道が伝わり、一時は1.5%あった株価の上昇幅が終値では0.9%に縮小したものの、資産はプラスを維持した。
前日の5日は半導体メーカーをはじめとするハイテク関連株にとって極めて厳しい1日となっていた。民主党が公約に掲げていたデータセンターへの規制強化や建設の一時凍結に対する懸念が、投資家のあいだで強まったためだ。これにより、エヌビディア、マイクロン、AMD、ブロードコム、インテル、サンディスク、TSMC、マーベル、クアルコムなどが軒並み急落し、主要半導体30社で構成されるフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)は新型コロナウイルスのパンデミック期以来となる大幅な下落を記録した。
中間選挙の結果を受けたこの急落は、少し遅れて訪れたものだった。選挙直後の4日には、選挙前の政治的な不確実性が和らいだことで相場が安定し、一部のハイテク株は好調な値動きを見せていた。そのため選挙直後は、ベゾス、ペイジ、ブリン、そしてスティーブ・バルマーが最も大きく資産を増やした一方、マスク、デル、フアンらの資産は大きく減少した。なおバルマーは、6日にマイクロソフト株が0.25%下落したことで資産を減らしている。
世界長者番付では、マスクが依然として圧倒的な首位を維持し、ベゾスも危なげなく2位につけている。6日の株価反発を経て、3位はペイジ、4位はブリン、5位はザッカーバーグ、6位はデル、7位はバルマーで変わらず、フアンが8位に浮上し、9位にウォーレン・バフェット、10位にエリソンが続いている。


