AI投資の収益性とデータセンター規制に投資家の不安が強まる
エヌビディアは10月初旬の時点では、世界で初めて時価総額6兆ドル(約960兆円)に到達する勢いを見せていた。しかし、巨額のAI投資に見合う収益が得られるのかとの投資家の懸念が強まったうえ、主要企業の決算が期待外れの内容となったことで、10月はハイテク株にとって厳しい1カ月となった。
エヌビディアの第2四半期決算では、データセンター部門の売上高が前年同期比117%増の890億ドル(約14兆2000億円)に達し、総売上高の約92%を占めていた。ここ数週間すでに厳しい局面に立たされていた同社だが、今後は中間選挙の結果を受けて一段と強まる投資家の警戒感にも対処していかなければならない。
マスクやデルも選挙後に資産を大きく減らす
民主党が上下両院を制したことを受け、フアンは4日の取引でも最も多くの資産を失った。また、イーロン・マスクが午後までに約345億ドル(約5兆5200億円)、マイケル・デルが113億ドル(約1兆8100億円)の資産を失うなど他の富豪も大きな打撃を受けている。フォーブスの『リアルタイム・ビリオネア・リスト』によると、マスクとデルの資産は5日も続落しており、それぞれ755億ドル(約12兆1000億円)、165億ドル(約2兆6400億円)減少した。
エヌビディアは17日の取引終了後に第3四半期決算を発表する予定だ。


