北米

2026.11.05 09:30

「宇宙レーザー不発」と730億円投じたマスク、民主党圧勝にビリオネアら反応 AI・テック投資家は将来悲観

イーロン・マスク。米首都ワシントンのホワイトハウスで(Finn Gomez/Getty Images)

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中間選挙に出馬した億万長者たちの結果は?

オハイオ州知事選では、バイオテック起業家で資産10億ドル(約1580億円)を超えるビリオネアのビベック・ラマスワミが共和党から出馬したが、民主党のエイミー・アクトンに敗れた。ラマスワミは共に開票を見守っていた支持者らに対し「率直に言って、わが国の今後の方向性に私は深刻な懸念を抱いている。これは避けられないことだ」と語った。

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選挙戦では共和党陣営が、アクトンと絶縁状態にある実母を起用してアクトンを攻撃する選挙広告を展開し、物議を醸した。結果は8ポイント近い差をつけて民主党が知事の座を奪還した。

共和党からはもう1人、ビリオネアの医療起業家リック・ジャクソンはジョージア州知事選に出馬。私財2億ドル(約317億円)以上を選挙戦に投じたが、黒人女性の民主党候補キーシャ・ボトムズに敗れた。敗北を認めたジャクソンは「今夜、有権者は意思を示した。私はその判断を尊重する」と支持者らに語った。

著名なテック・AI投資家の反応は?

エンジェル投資家でポッドキャスト「All-In」の共同ホストを務めるジェイソン・カラカニスは、Xへの投稿で選挙結果に不満を表明。トランプの政策を非難し、次のように記した。「この1年間を見ていれば、トランプ大統領が共和党を崖っぷちへと追い込むことは明らかだった。ICE(による移民取り締まり)、戦争、関税、また別の戦争、そしてインフレのせいだ。……だが、テキサス州が青(民主党のシンボルカラー)に染まるとは思ってもみなかった。うんざりだ。左派の狂気から逃れるためにここ(テキサス)へ引っ越してきたのに!」

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ビリオネアの起業家ピーター・ティール率いるベンチャーキャピタル(VC)、ファウンダーズ・ファンドの最高マーケティング責任者マイク・ソラナは、テキサス州での民主党の勝利について、「テキサス+カリフォルニアの政治は、カリフォルニアよりもはるかに、はるかに、*はるかに*住みにくい場所になるだろう(なるのか?)」とツイートした。

セコイア・キャピタルのパートナーで、過去に物議を醸す発言で批判を浴びたことのあるショーン・マグワイアは、「チャーリー・カークは左派に暗殺された。それでも人々は左派に投票した。これは多くのことを物語っている」と投稿した。

シリコンバレーの投資家チャマス・パリハピティヤは、選挙当夜のポッドキャスト「All-In」のライブ配信中、テキサス州知事選で民主党のイノホサがリードしている状況を受けて次のように警告していた。「もしこのリードが維持されれば……米国経済を沈めるものは1つしかない。それはAIトレードだ。そして、AIトレードを沈める唯一の方法は、データセンターを沈めることだ」

OpenAIのアルトマンが主張を一変?

OpenAIの最高経営責任者(CEO)でビリオネアのサム・アルトマンは3日の夕方に、次のようにツイートした。「未来をコントロールするのは常に人間であるべきだ。OpenAIは、『AIシステムが人間に報いるのが妥当だと判断する』ような役割に人間を追いやっても構わないという考えに反対する。人間は超知能に未来の主導権を譲り渡すべきではなく、その要件が最終的にはAIの進歩を制約するだろう」

この投稿は中間選挙の結果やAI規制への潜在的な影響にはっきり言及してはいないが、X上では複数のユーザーがこれを引用し、まるで上下両院を掌握した民主党に媚びを売っているようだと嘲笑している。

(forbes.com原文)

翻訳・編集=荻原藤緒

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