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2026.11.05 17:00

グーグル「Genie 4」が変える映像の未来、文字の指示で仮想世界をリアルタイム操作

VCG/VCG via Getty Images

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雪景色のツルに流れ星と白いピアノ、入力どおりに変わる場面

公開されたデモの1つでは、雪景色の中にツルがいる。利用者が「流れ星が空を横切る」と入力すると、そのとおりに流れ星が流れていく。続けて「ツルが雪の中にある白いピアノに向かって歩く」と入力すると、白いケースに収まった鍵盤が、雪の上に現れる。そこから場面全体が、様式化された背景や、ゴッホの「星月夜」を思わせる風景へと切り替わっていく。

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文章を打つだけのSoraと別世界、物を舞台に自在に登場させる

これは、文章で指示するだけという、Soraの単純な仕組みとは、まるで別世界の体験である。今となってはむしろSoraの仕組みが、どこか不格好で、まあ、初歩的にすら見える。人間の監督が、簡単な指示を出すだけで、思いのままに、物を舞台の上手から(あるいは下手から)「登場」させられるところを想像してみてほしい。

一般向けの提供はまだ──利用できるのは一部のテスターに限られる

実際に触って試せるかといえば、Genie 4を使えるのは、現在のところ一部の信頼できるテスターに限られる。それ以外の人は、順番待ちのリスト(ウェイトリスト)に登録するしかない。

グーグルは、AI有料プラン「Google AI Ultra」の加入者向けに、Genie 4の提供を近く始めるとしている。提供の場となるのは、仮想世界を作って探索できる試作段階のウェブアプリ「Project Genie」だ。

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Redditに「早く使わせて」の声、選び抜かれたデモには不信感

Genie 4をめぐり、米国発の大手掲示板サイトReddit(レディット)に寄せられた書き込みの中には、早く使わせてほしいと求める声もある。

「よくできていますね。スロップ(AIが大量に生み出す粗悪なコンテンツ)ではありません」と、RobXSIQは書いている。

「でも、グーグルが選び抜いた特定の事例には、興味がないんです。見たいのは、スティーブとかいう、どこにでもいる男がYouTubeで生配信しながらこれを使い、ひょっとしたら視聴者のチャットからアイデアをもらったりして、どこまでうまくやれるかです。都合のいいものだけを選んだ事例ではなく、そういう場面で見たいんです。グーグルの事例はたぶん、投資家を沸かせる程度にうまくいく場面が撮れるまでに、40回は撮り直しているでしょうから」。

Illustrious-Lime-863は、こう書いている。「今回は、限られた人しか使えない状態にしまい込んで、そのまま忘れ去られるのに任せるのではなく、ちゃんと触らせてください(有料でも何でもいいので)」。

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翻訳=酒匂寛

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