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2026.11.02 10:30

外注に頼らず「現場の知識」で業務アプリは作れる──AIツール4種の長所と短所

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使いやすく画面デザインに強いLovable、無償のチャット機能も便利

まずはLovableから始めよう。私自身が実際に使ってみて、一番よく知っているツールだからだ。

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Lovableを使ってアプリを作ってみたところ、とても使いやすく、デザイン面、とくにUI(画面の見た目や操作の仕組み)に強いと感じた。

無償で使えるチャット機能が新たに加わったのも気に入っている。このチャット機能があれば、追加のクレジットを消費せずに、何をどう作るかの計画について相談したり、質問したりできる。

もう1つ便利だったのが、ChatGPTの中で使えるLovableのアプリだ。ChatGPTでアイデアを練り、そのままアプリのプロジェクトを立ち上げることができた。

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「直した」はずの不具合が残り、使い物にならないひな型が出てくる

ただし、テストの段階で大きくつまずいた。コーディングエージェントの説明と食い違う、技術的な不具合が見つかったのだ。

例えば、エージェントはバックエンド(画面の裏側でデータの処理などを受け持つ部分)のある箇所を直したと言うのに、自分で試してみると直っていないということがあった。とくにアップデートの後に、こうしたことが起きた。

また、望むことはほぼすべて、事細かに書き出さなければならないことも分かった。例えば、Lovableはクリックも編集もできず、使い物にならない機能を作ってくることがあった。文字どおり、ただのひな型にすぎなかった。

そういうわけで、外部のサービスとの深い連携が必要で、リスクも高いものに備えて、現在もLovableの有料プランは続けている。それでも全体としては、ChatGPTなど、他のツールを使うほうが好みだ。

ChatGPT Sitesならサイトが数分で完成、品質は制作会社並み

OpenAIのChatGPT SitesとCodexをひとまとめにしたのは、どちらも同じChatGPTというプラットフォームで提供されているからだ。

Codexは主に開発者向けで、技術的な素養のある人が、さまざまな環境でコードを書き、見直し、デバッグ(不具合の原因を探して直すこと)するのを手助けすることに重きを置いている。一方、ChatGPTのSites機能は、技術職ではない立場から見て、きわめて役に立った。

ChatGPT Sitesを使えば、コーディングの経験がなくても、見事なウェブサイトやランディングページ(広告などから訪れた人が最初に見る、1枚もののウェブページ)を数分で作れる。必要なのは、いくつかの簡単なプロンプト(AIへの指示文)か、詳しい仕様書である。どの機能もほぼ問題なく動き、その品質は、制作会社にお金を払って作ってもらうものに引けを取らない。

Codexに乗り換えたRedditの投稿者、使用量は2〜4分の1で済むと感じた

米国の掲示板サイトRedditのある利用者は2026年春、Claude CodeからCodexに乗り換えたところ、使い勝手が全体としてかなり違うと感じたと書き込んでいた。

この利用者が強調していたのは、使用量の少なさだ。CodexでOpenAIのGPT-5.5を、推論の度合い(effort)が「high」の設定で使っても、使用量が2〜4分の1で済んでいる感覚だという。比べた相手は、Claude CodeでAnthropicのClaude Sonnet 4.6を「medium」で使っていたときだ。

さらに、あくまで自分の経験とした上で、GPT-5.5を「high」で使うと、Claude Opus 4.7よりもはるかに質の高いコードが出てくると感じるという。同じ期間に起きたサービスの停止も、CodexのほうがClaude Codeより少なかったと述べていた。

次ページ > 文脈の把握に優れるClaude Code、最大の課題はコストと利用上限

翻訳=酒匂寛

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