暗号資産

2026.11.02 08:00

暗号資産ハッキング被害ワースト10──首位は北朝鮮が窃盗したバイナンス、日本のコインチェックも

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史上最大の暗号資産ハッキング被害10件

この10件で被害に遭った暗号資産は、約119億ドル(約1兆8802億円)相当にのぼる。10月29日にバイナンスから盗まれた、60億ドル(約9480億円)を超える額も含まれる。被害額は、報告されている値である。

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1位 バイナンス/2026年10月/64億ドル(約1兆110億円)

何が起きたか:バイナンスによると、ハッカーは乗っ取ったエンジニアのノートパソコンを使って、バイナンスのシステムに入り込んだ可能性がある。バイナンスはその後、他の侵入経路も特定している。

回収・補償:約30億ドル(約4740億円)を凍結。バイナンスは、損失を補うために自己資金から63億4000万ドル(約1兆20億円)を確保した。11月1日時点で、被害額の約95%を補填したとしている。

2位 Bybit/2025年2月/15億ドル(約2370億円)

何が起きたか:ハッカーが従業員をだまして取引を承認させ、イーサリアム(ETH)を保管していたウォレット(暗号資産の保管場所)の支配権を奪った。

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回収・補償:Bybitによると、2026年8月7日時点で4840万ドル(約76億円)を回収し、さらに3050万ドル(約48億円)超を凍結している。

3位 Ronin Network/2022年3月/6億2500万ドル(約988億円)

何が起きたか:ハッカーが取引の承認に使う鍵を5つ盗み、それを使って、ゲーム『Axie Infinity(アクシー・インフィニティ)』に関わるネットワークから資金を引き出した。

回収・補償:少なくとも3000万ドル(約47億円)が押収された。利用者には別途、補償が行われた。

4位 Poly Network(ポリ・ネットワーク)/2021年8月/6億1100万ドル(約965億円)

何が起きたか:ブロックチェーンの間で暗号資産を移すソフトウェアの欠陥を突かれ、ハッカーに資金を横取りされた。ハッカーはのちに資金を返した。

回収・補償:盗まれた資産は返還された。

5位 BNBチェーンのブリッジ/2022年10月/5億7000万ドル(約901億円)

何が起きたか:ブリッジの欠陥を突いて、攻撃者が裏付けとなる資金を一切預けずに、200万BNBを新たに生み出した。

回収・補償:大半は封じ込められたが、約1億ドル(約158億円)相当がネットワークの外に持ち出された。

※BNBチェーンのブリッジにおける被害額5億7000万ドル(約901億円)は、攻撃で生み出されたトークンの額である。その大半は、ネットワークの外に出る前に阻止された。

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翻訳=酒匂寛

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