同社はこの知見を踏まえ、約70種類の候補素材の中からプレクチンの発現を約30%促進する効果を持つ「ビワ葉エキス」を見出した。さらに、奥深くの患部へ効率よく成分を届けるため、独自の単層リポソーム(リン脂質からなる単層の膜で形成された微小なカプセル)技術を応用した「基底膜浸透型リポソーム」の開発にも成功している。

今回の成果は、基底膜の変形やタンパク質の減少がシミ形成に関与しているメカニズムの一端を捉えたものであり、時間経過に伴う構造変化や詳細な影響についてはまだ検証段階にあるとのこと。しかし、従来のスキンケアとは異なる「皮膚内部の構造的アプローチ」という視点は非常に画期的であり、頑固なシミに応える次世代のスキンケア商品開発へとつながることに大いに期待したい。
出典:富士フイルムヘルスケアラボラトリー「根強いシミにつながる皮膚内部の構造的特徴を発見」より


