ハンガリーはウクライナの欧州連合(EU)加盟交渉をめぐり27日にブリュッセルで開かれた会合で、分野別交渉がまだ始まっていない残り2つの政策分野群(クラスター)について、スクリーニング(当該国の国内法とEU法の整合性などを審査する作業)結果の承認を拒んだ。フォーブス・ウクライナがウクライナメディアのイェウロペイシカ(ヨーロッパ)・プラウダの報道やEU外交筋の情報として伝えた。この拒否により、第4クラスターと第5クラスターの交渉開始は引き続き阻まれている。
ロシア占領下の南部ヘルソン州オレシュキ周辺で27日、支援物資の搬入と民間人の避難を可能にするための停戦が始まった。ウクライナの人権オンブズマンによると、キーウ時間同日午後5時30分(日本時間28日午前0時30分)時点で、合意は順守されていた。その後、同オンブズマン事務所は報道陣に対し、停戦の対象範囲がヘルソン州全域に広がったと説明した。この取り決めはウクライナ全土を対象とする停戦ではない。
Residents in Kherson took advantage of the ceasefire to return to their long-burnt apartments in most heavily bombed by Russia neighborhoods and retrieve what was left of their belongings.
— Kate from Kharkiv (@BohuslavskaKate) October 27, 2026
Russia's "human safari" in the region is raging on for years. Just look at what they have… pic.twitter.com/Suwm7G2UAD
フィンランドのアレクサンデル・ストゥブ大統領とノルウェーのヨナス・ガール・ストーレ首相は27日、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領と電話会談し、その後、会談内容についてゼレンスキーに説明した。ウクライナ大統領府によると、ストゥブとストーレはプーチンに、ウクライナのエネルギーとインフラに関して、緊張緩和に向けた措置を求めた。ゼレンスキーとの協議では、ウクライナ、米国、ロシアの各チーム間で11月に予定される交渉に向けた準備についても話し合われた。
ウクライナ各地で民間人の被害が続く
ハルキウ市では、ロシアによる26日の攻撃で41歳と60歳の男性2人が死亡した。ハルキウ州軍行政府が翌朝の報告で明らかにした。ほかに2人が負傷し、17歳の少女を含む2人が急性ストレス反応で治療を受けた。被害は集合住宅4棟、児童施設1カ所、事業所3カ所、複数の車両や車庫などに及んだ。
ハルキウでは27日も攻撃が続いた。検察当局によると、営業を終了していた建築資材の大型販売店にドローンが命中したが、死傷者は報告されていない。別の攻撃では、シェウチェンキウシキー地区にある地下鉄駅の出入口が損傷し、イーホル・テレホウ市長によると1人が負傷した。


