そして、エルゴノミクスチェアの市場は、現在、世界的に拡大している。
この需要を牽引する要因は、主に「eスポーツ・ゲーミング文化の拡大」「テレワークの定着」「エルゴノミクスへの意識向上」「EC流通の拡大」の4点とされる。
より詳しく説明すると、まず競技ゲーミングやストリーミングプラットフォーム、オンラインゲームコミュニティの成長が、ゲーム用家具への需要を押し上げている。
次に、コロナ禍以降、オフィス環境の代替として、高機能なホームオフィス家具への関心が高まった。
そして、長時間の着座による腰痛や姿勢悪化への懸念から、調整可能なアームレストやリクライニング機能を備えたイスが求められるようになった。
さらに、デジタルネイティブ世代の購買層が台頭し、EC経由で高単価の家具を購入する動きを後押ししているという。
2014年からスマホブランドの「Xiaomi」や「OPPO」をはじめとする 1200以上の中華ガジェットのレビュー記事を配信しているブログ『ちなーる・ChinaR』を運営する「あーる」さんも、昨年からBoulies Master Rexを使用している。彼は同製品の背もたれやリクライニングの機能について次のように語る。
「Master シリーズの4D調節式ランバーサポートはクッションを別途取り付けるタイプではなく、背もたれに内蔵されたランバーサポートを上下・前後に調整できる方式を採用しています。
位置調整は、腰を確実にサポートするうえで非常に重要で、日本人の平均身長に合わせた155センチメートルから、最大180センチメートルという幅広い体型に対応できるように調整幅も確保されています。
正しい位置は、おしりから少し上にいって腰がくぼんでいる部分にぴったりフィットさせること。この位置を見つけられれば、長時間座っていても腰への負担を軽減できるようになります。
背もたれのリクライニング角度を、95度から165度にまで調整できるのが魅力です。デスクワーク時には起こした状態で使い、休憩時には大きく倒してリラックスするという使い方も可能です。165度というかなりの水平角度まで倒せるため、ちょっとした仮眠をとりたいという場面でも十分に対応できます」
そう彼の言うとおりで、まさに筆者も仕事の合間にリクライニングを最大限に傾けて、体を伸ばして仰向けになってごろんと寝そべって過ごすのが気に入っている。


