コロナ禍が仕事のスタイルに与えた影響については、リモートワークの普及など、すでに多くの変化が語られている。筆者自身も自宅での仕事が多くなり、大きな変更を強いられた1人だが、友人のすすめで、最近、導入した「エルゴノミクスチェア」のおかげで信じられないくらい快適な仕事環境が実現している。
それは、英国のブランド「Boulies(ブーリス)」の製品だ。
10月22日、東京の南青山で、同ブランドの「日本市場参入1周年事業戦略発表会」という記者会見が開催された。会場では、筆者が使用している前バージョンからグレードアップされた新製品「Boulies Master Rex 2026(ブーリス マスターレックス 2026)」が公開された。
中国江蘇省蘇州在住の包晨飛(パオ・チェンフェイ)CEOは、都合で来日できなかったことからオンラインでの参加となったが、同ブランドの歩みや日本市場参入への取り組み、そして新製品の説明があるということで、筆者も楽しみに会場に足を運んだ。
市場は世界的に拡大している
中国在住の若手起業家である包晨飛CEOは、 2017年4月に英国法人「BOULIES LTD」を設立し、「Boulies」ブランドを始動。2018年には「Master」シリーズの初代モデルを英国で発売する。
2020年からは英国の自社サイトでの直接販売を中心にブランドを育て上げ、同年に米国へも展開。そして、2025年9月には福岡県に日本法人を設立し、日本市場へも参入している。
同社の特徴は、英国でブランドを立ち上げ、製造は包CEOの地元に近い中国浙江省で行い、販売は中国国内ではなく、EC販売を中心に海外へと販路を広げているという点だ。
BOULIES LTDが日本で展開する「Master」シリーズは、人間工学に基づき、長時間座り続けても身体の負担を最小限に抑えられるよう設計されたエルゴノミクスチェアである。「仕事・ゲーム・休息を一脚で」というのが製品の特徴を伝えるコピーで、以下、その理由について説明しよう。
人間工学に基づいて設計されたイスの総称を「エルゴノミクスチェア」と呼ぶ。オフィスチェアやゲーミングチェアといった用途別の種類があり、近年は両者の特徴を併せ持つ兼用型も増えている。



