今週、ニューヨーク・タイムズ紙はバイデン政権の元エコノミストであるジェン・ハリスによる寄稿文を掲載した。ハリスはAIバブルの崩壊が2008年のリーマン・ショックと非常によく似た様相を呈する可能性があると警告している。
「こうした投資の多くが悪化する兆候はすでに現れている」とハリスは記している。「もしそうなれば、その影響は2008年に起きた出来事に匹敵するものとなるかもしれない。金融界には『危機は予想以上に長くかかり、その後予想以上に急速にやってくる』という古典的な格言がある。2008年を彷彿とさせる要素がこれほど多く存在するなかで、今回の事態に不意を突かれて対応が遅れるような事態は許されない」
暗号資産取引所BitMEXの共同創業者で、注目を集める暗号資産トレーダーのアーサー・ヘイズは、2008年に匹敵するハイテク産業への救済措置が実行されれば、ビットコイン価格が高騰すると繰り返し予測してきた。
「金融の歴史を学び、あらゆる主要な技術普及の過程を調べれば、常に過剰投資が行われてきたことがわかる。常に暴落が起き、常に救済措置が行われる」とヘイズは10月初旬にシンガポールで開催されたカンファレンスで述べ、救済措置が実施された際には、ビットコインおよび暗号資産市場全体が「最も高いパフォーマンスを示す」可能性が高いと指摘した。
先週、CryptoQuantの最高経営責任者(CEO)であるキ・ヨンジュは、AIバブルの崩壊がビットコインと暗号資産市場への「ローテーション」をもたらす可能性があると予測した。
「AIバブルの崩壊がビットコインに大きな打撃を与えるとは思わない」とキ・ヨンジュはXに投稿した。
「ビットコインはAIによる上昇相場にまったく乗れなかった。AI株を買った人々はすでにビットコインを売却してしまったのかもしれない。今は再びビットコインへと資金を戻す時期かもしれない。AIの暴落はビットコインにとって必ずしも強気とも弱気とも言えない。両者は無関係に見える」


