若い頃は朝までぐっすり眠れていたのに、最近は途中で目が覚めたり、十分に寝たつもりでも疲れが取れなかったり……。年齢を重ねるにつれ「夜中に目が覚めるようになった」など睡眠の質の悪化を実感している人は多いのではないか。大正製薬が2026年10月、全国の40~50代女性を対象に実施した睡眠に関する実態調査では、約半数が理想どおりの睡眠を取れていないことがわかった。さらに、睡眠中に目が覚める「中途覚醒」に栄養不足が関係する可能性にも触れている。
約半数が理想の睡眠を取れず
厚生労働省の『健康づくりのための睡眠ガイド2023』によると、日本人の睡眠時間は国際的にみても短く、40~50代女性の4割以上が1日6時間未満の睡眠しか確保できていないという。今回の大正製薬の調査でも「現在、理想どおりの睡眠が取れていると思うか」という質問に対し、約半数が「取れていない」と回答した。

現在の睡眠について当てはまることを尋ねたところ、最も多かったのは「日中に眠気を感じる」。次いで「夜中に目が覚める」「眠りが浅い」「睡眠時間が足りない」と続いた。このほか「十分寝ても疲れが取れない」「予定より早く目が覚める」「朝、すっきり目覚められない」も一定数存在した。

8割以上の人が栄養との関係を知らず
睡眠中に何度も目が覚める「中途覚醒」について、大正製薬が「中途覚醒に栄養不足が関係する可能性があることを知っていたか」と質問したところ「まったく知らなかった」「あまり知らなかった」を合わせて85.5%が知らなかったと回答した。

また睡眠のために現在意識して行っていることについて尋ねたところ「栄養バランスを気にしている」と回答した人は12.6%にとどまった。大正製薬は「睡眠対策として生活習慣や寝室環境が意識される一方で、睡眠リズムを整えるための毎日の栄養への意識は低い」と分析している。




