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2026.11.03 16:15

送料無料のために6割がついで買い、再配達配慮の一方で根強い送料拒否

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ネット通販で買い物をしていると、「あと◯◯円で送料無料」という表示を目にすることがある。送料を払うくらいならと、予定していなかった商品をカートに追加した経験がある人も多いのではないだろうか。しかし、商品を自宅まで届けてもらうには当然ながら人手も費用もかかっている。コクヨグループで購買管理システムやECサービスを提供するカウネットが、全国の『カウネットモニカ』会員920人を対象に配送サービスについて調査したところ、物流業界の人手不足を深刻に受け止め、再配達を減らそうとする意識が広がる一方で、送料を無料にするために予定外の買い物をする人も多いことがわかった。

約7割が物流問題を深刻視

物流業界の人手不足を背景とした「配送料の高騰」や「配送の遅延」について尋ねたところ、「知っており、深刻な問題だと感じている」が約7割を占めた。「知っているが、それほど深刻だとは感じていない」は14.1%、「聞いたことはあるが、詳しくは知らなかった」は13.8%、「知らなかった」は3.2%だった。

こうした物流問題に関する報道を受けて、配送サービスへの意識や行動に変化があったかを尋ねると「なるべく再配達にならないようにしようと思うようになった」が80.9%で最多となった。あとには「急ぎでない荷物は『日時指定』や『置き配』を活用するようになった」「『送料無料』が当たり前ではないと思うようになった」が続いた。また「配送料の値上げや有料化は『ドライバーの環境改善のためなら仕方ない』と思う」は20.9%にとどまった。

自宅での日時指定は7割超

再配達防止や配送員への配慮として、実際に行っている工夫についても調べた。最も多かったのは「在社、在宅している日時を指定する」で、職場46.0%、自宅70.7%だった。自宅ではこのほか「都合が悪くなったら、日時や受け取り場所を変更する」「置き配や、宅配ボックスを積極的に利用する」「配送通知サービスを利用する」がいずれも4割を超えた。一方「特に行っている工夫はない」は職場29.7%に対し、自宅では6.1%だった。自宅で荷物を受け取る際には、多くの人が再配達を減らすための工夫をしている様子がうかがえる。

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文=福島はるみ

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