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2026.11.02 17:15

約8割が実践する「なんとなくマナー」の正体、気疲れの背景にある配慮の意識

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日頃の暮らしや人間関係の中で、当たり前のように求められる立ち居振る舞いやエチケット。社会生活を円滑にする一方で、形式ばった決まりごとに窮屈さを覚える場面も少なくないはず。そうした日常のマナーに対する意識について、ロッテが特定非営利活動法人 日本マナー・プロトコール協会監修のもと、全国の20歳から69歳の男女1000名を対象に調査を実施し、その結果を公開している。

それによると、日頃からマナーを「非常に意識している」「やや意識している」と回答した人は76.6%にのぼり、約8割の人が普段からマナーを意識して生活していることがわかった。また、マナーにおいて最も重要なことを問うたところ、全体の半数が「相手への配慮・気遣い」と回答し、すべての年代で最多を占めた。

年代別に見ると、「相手への配慮・気遣い」を重視する割合は60代が59.0%であるのに対し、20代は44.0%と15ポイントの開きがある。20代では「効率や合理性」(9.0%)や「個人の自由」(8.5%)を挙げる割合が他世代より高めであり、世代による着眼点の変化もうかがえる。

一方で、マナーの実践内容について、守る際に理由や必要性を意識しているかを問うたところ、「よくある」(33.6%)と「たまにある」(48.7%)を合わせた82.3%が「なんとなくマナーを守ることがある」と回答。明確な意味を考えず、習慣として行動している人が大半を占めるようだ。

その結果として生じているのが、心理的な負担感だ。「マナーを気にしすぎて疲れることがある」と答えた人は52.9%と半数を超える。「ルールや空気に合わせて我慢したことがある」人は61.5%、「周囲の目を気にして行動を変えたことがある」人は58.1%に達しており、相手を思いやるあまり、自分自身の気疲れや我慢につながっている側面は否定できない。

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文=飯島範久

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