中国・広東省の南嶺国家森林公園にバードウォッチング旅行に出かけた時の1枚だ。森の暗がりで、1羽の小さなフクロウが静かに飛んできて枝にとまり、ひとしきり鳴いてから飛び去った。
撮影したカ・チュン・ジャック・ソンはこう話す。「撮った写真を見返している時に、かわいらしいフクロウのおかしな表情を見て、みんなで笑ってしまった。すごく怒っているような顔だったから」
池の水面に顔をのぞかせたこのスイギュウは、写真を撮ってもらうために、わざわざしゃれた帽子をかぶったように見える。
ハイタカが、太陽に向けて翼を伸ばして片足立ちしている姿は、くるりと回転しようとしているバレエダンサーのようだ。
アンボセリ国立公園の乾いた平原を、子どもと並んで歩いていたアフリカゾウの母親は、ひと休みして、気持ちのいい砂浴びをしようと考えた。
まずは、土や砂、枯れた草をまとめて拾い上げて、悠々と自分の頭にかけた。次に、一瞬だけ動きを止めてから、砂をとりわけたくさんかき集め、ピッチャーが三振を奪うべく力強く振りかぶるように鼻を振り上げ、子どもの顔面に浴びせかけた。あれほど強烈な圧力で砂を浴びたことはなかっただろう。
お肌の手入れの仕方を教えていたのか、それとも、おしゃべりはやめろという意味か。その両方かもしれない。


