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2026.10.23 12:15

映画『ジョン・ウィック』のライオンズゲートが株価2倍、急騰前から伸びていた保有作品による売上

Timon - stock.adobe.com

2026年4〜6月期の映画売上が2倍超に、『Michael/マイケル』が押し上げ

2026年4〜6月期には、映画部門の売上高が前年同期の2倍を超え、5億8700万ドル(約927億円)になった。同じ期間の会社全体の売上高は7億7700万ドル(約1228億円)で、残りは、同社のもう1つの事業部門であるテレビ番組製作の売上高である。

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経営陣は、この好調を主に、マイケル・ジャクソンの伝記映画『Michael/マイケル』の興行成績によるものとし、スリラー映画『ハウスメイド』の劇場公開後も続く売り上げも寄与したと説明した。映画部門の利益は1億500万ドル(約166億円)で、第1四半期としては同社の歴史で最高だった(同社の会計年度は4月に始まるので、4〜6月期が第1四半期にあたる)。これは、ライオンズゲートが2025年5月に強調していたのと同じ指標である。

株価上昇は業績だけではない、買収提案の報道でも14.4%急伸

とはいえ、この1年の株価上昇のすべてが、業績によるものだったわけではない。ここで測った1年の最終日にあたる米国時間2026年10月20日、映画『DUNE/デューン 砂の惑星』シリーズなどを手がける米映画製作会社レジェンダリー・エンターテインメントが、ライオンズゲートに買収を提案したとの報道を受けて、株価は14.4%急騰した。レジェンダリーの買収への関心は、この1年が始まる前から明らかになっていた。米国の映画業界ニュースサイトDeadline(デッドライン)が2025年7月、レジェンダリーが、Starzと分離したばかりのライオンズゲートの買収を模索していると報じていたのである。

ライブラリー売上高の伸びは頭打ちとなっている。この数字は2025年10月以降も過去最高を更新し続け、米国時間2026年2月5日の決算では、直近12カ月間で10%増の10億5000万ドル(約1659億円)に達した。だが、米国時間2026年8月6日の決算説明会で経営陣が示した数字は9億8700万ドル(約1559億円)で、前年とほぼ同じ水準だった。

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3〜4本の興行成績が利益を左右、単発の伸びで先行きは読めるか

映画事業の先行きは、ライブラリーよりも読みにくい。同じ決算説明会で経営陣は、ライオンズゲートの利益は3〜4本の作品の成績に左右されることがあると述べた。そのため、映画部門の好調な四半期が1度あっただけでは、まだ傾向とまではいえない。

11月5日の業績発表で注目すべきは、ライブラリー収入

毎四半期欠かさず表れていた早い段階の兆しは、ライブラリー売上高だけだった。そのライブラリー売上高も、現在では10億5000万ドル(約1659億円)から9億8700万ドル(約1559億円)に下がり、1年前とほぼ同じ水準になっている。ライオンズゲートの次の決算発表は、米国時間2026年11月5日ごろの見込みである。そこで注目すべき数字は、ライブラリー売上高だ。

(forbes.com 原文)

翻訳=酒匂寛

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