4. フィットネステクノロジー
フィットネステクノロジーは859億ドル(約13兆6000億円)に達し、年率16.9%で成長した。この分野には、ウェアラブル端末、コネクテッド機器、トレーニングアプリ、それらを取り巻くソフトウェアが含まれる。
人々は、睡眠、歩数、心拍数、運動を記録することに慣れている。新製品がそのルーティンに割り込むには、相応の価値を示さなければならない。問われているのは、時間の節約になるのか、成果を実感しやすくするのか、あるいは使い続けたくなる理由を提供できるかである。
5. 脳機能を高めるニュートラシューティカルズとボタニカル
ヌートロピック(脳機能改善物質)、アダプトゲン(ストレス軽減ハーブ)、マッシュルームブレンド(機能性キノコのパウダー・エキスを配合した飲料やブレンド商品)、サプリメントは年率13.3%で成長し、934億ドル(約14兆7000億円)に達した。ウェルネス・モニターでは、一般的なビタミンとサプリメントの市場規模を1670億ドル(約26兆4000億円)としている。
この分野の商品を買う人々は、違いを実感したいと考えている。創業者は、成分、調達、表示、そして自社が掲げる訴求について、正確でなければならない。
6. 五感・空間・睡眠
睡眠改善製品、サウンド、香り、照明、安らぎを重視した環境は、メンタルウェルネス市場の中で最大の割合を占める。このカテゴリーは1070億ドル(約16兆9000億円)に達し、年12.5%成長した。
顧客の課題は通常、不眠、騒音、光、温度、定着しない就寝前のルーティンなど、具体的である。だからこそ、起業家にとってはビジネスを開始する明確な拠点が存在する。
7. 自己啓発
コーチング、講座、自己啓発・自己開発コンテンツ、ライブイベントは年10.1%成長し、608億ドル(約9兆6000億円)に達した。
参入は容易だが、認知されるのは容易ではない。「最高の自分になろう」というメッセージでは、買い手の心を掴むことはほぼできない。明確に定義された顧客に対して明確な成果を提示して初めて、選ばれるチャンスが生まれる。
8. ホテル・リゾートスパ
ホテル・リゾートスパは年率9.4%で成長し、789億ドル(約12兆5000億円)に達した。GWIの分類における6つのスパ分野の中で、最も急成長した分野である。
旅行は人々のお金の使い方を変える。宿泊客は、自宅にいれば選択肢に入らないような体験にも、旅先ではしばしば対価を支払う。
9. 公衆衛生・予防
公衆衛生と予防は年9.2%成長し、5291億ドル(約83兆5000億円)規模に達した。これにはスクリーニング検診、ワクチン接種、健康教育、その他の予防関連支出が含まれる。
この分野の買い手は多くの場合、政府機関、病院組織、保険会社である。このカテゴリーに参入する創業者は、顧客ニーズだけでなく、予算編成、調達プロセス、政策サイクルを理解する必要がある。
10. マインドフル・ムーブメント
ヨガ、ピラティス、太極拳、気功、バーエクササイズなどは年6.9%成長し、477億ドル(約7兆5300億円)となった。日常的な参加者数は、2020年を含め、2019年から2024年にかけて毎年増加した。
このビジネスは、クラス、ウェア、器具、リトリート、コミュニティなど、さまざまな形で実践を支えることができる。最も強力なモデルは、人々が来週もまた戻ってきたいと思える理由を提供することだ。
次のステップは、すでにその分野でお金を使っている人々と対話することだ。彼らは今何を買っているのか? 何がリピートの決め手になっているのか? そして、新しいものを試したくなるほどの不満はどこに残っているのか?
最後の問いについてさらに知りたい場合は、米国版Forbesに掲載された記事「2026年に起業するなら注目したい、急成長中の6業界(英語)」を参照してほしい。
創業者向けの最新ビジネストレンドは、筆者のコラムをフォローしてほしい。


