世界の汎用インフラとなるか
「姫島で社会実装できたモデルをパラオでも3カ所で実証実験してきたわけですが、パラオではまずBtoGで実証を進め、今後BtoBへの展開を目指しています。これを手本に他の島しょ国の課題解決にもつなげていけたらと思っています」(寺下)
例えば近隣のツバルやマーシャル諸島なども、高価な輸入ガソリンに依存している現状がある。また、公共交通機関がなくタクシーの台数も限られているため移動にも課題がある。GREEN HUBを導入することで、パラオ同様にエネルギー問題と移動課題を同時に解決できるかもしれない。

さらに、GREEN HUBは自動車だけでなく、1人乗り〜7人乗りの小型モビリティ(カート型LSV4など)や他の電動モビリティの充電拠点としても機能し、災害時の緊急電源にもなる汎用インフラになりえるため、様々な地域に合わせた展開が期待される。
寺下の故郷・姫島で始まったこのモデルは、世界中の脱炭素と交通課題を解決する大きな可能性を秘めたモデルとして成長を続けている。
※本取材はパラオ政府観光局の招待(渡航費・宿泊費の提供)により現地にて実施


