新型ロードスターは2017年に発表、2020年納車は実現せず
テスラがこの新型ロードスターを初めて発表したのは2017年11月のことで、当初は2020年の納車開始を見込んでいたが、この車両の開発は度重なる延期に直面してきた。テスラ初のEVである初代ロードスターは2008年に発売され、その後2012年まで販売された。その後、同社はセダンのモデルSやモデル3に加え、モデルYやモデルXなどへと開発の軸足を移していった。また、マスクは長年にわたり新型ロードスターの野心的な性能を繰り返しほのめかしてきた一方で、同社はAI主導の自動運転技術やロボット開発へと注力する姿勢を強めていた。
21日の取引終了後、第3四半期決算を発表予定
テスラは21日の取引終了後に第3四半期決算を発表する予定だ。同社が今月初めに発表した第3四半期の世界納車台数は48万6532台となり、市場予想を上回った。テスラは3年連続の納車台数減少を回避しようと取り組んでおり、そのためには第4四半期に少なくとも31万1448台を納車する必要があることから、この数字は投資家にとって極めて重要な意味を持っていた。
マスクが「トリリオネア」から転落、資産は約147兆円に
今週は高いインフレ率を示した統計や巨額のAI投資をめぐる根強い懸念からスペースXとテスラの株価がともに下落し、マスクの資産額は打撃を受けた。マスクが「トリリオネア」の座に返り咲いたわずか数日後の12日、スペースX株の下落に伴って彼の資産は再び1兆ドルの大台を割り込んだ。16日午前10時ごろの時点で、マスクの資産額は73億ドル(約1兆1700億円)減の9175億ドル(約147兆円)を記録していた。


