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2026.10.16 09:00

ハイテク株売りが2日目に突入、米インフレ加速とAI投資への懸念が重荷に

Michael M. Santiago/Getty Images

再利上げの観測が高まる

9月のCPIはFRBが目標とする2%を依然として大きく上回っており、これが再度の利上げを引き起こすとの警戒感が高まった。現在のAI投資ブームはそれに必要な巨額資金の多くを借り入れに頼っており、金利が上昇すればこうした事業のコストは大幅に跳ね上がることになる。

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また、アンソロピックの第3四半期の業績は大幅な伸びを示したものの、成長の減速が浮き彫りとなったことで、こうした懸念にいっそう拍車がかかった。投資家の間では、データセンターや半導体に対する莫大な投資から、明確かつ近い将来でのリターンが得られないのではないかとの懸念が強まっており、高いインフレ率とFRBの利上げ観測によって負債の利払いコストが急増することも危惧されている。

14日のインフレ指標の発表後には、保有する企業の株価下落に伴い、イーロン・マスクやラリー・エリソン、マーク・ザッカーバーグをはじめとする世界の富豪らの資産額が数十億ドル規模で減少した。同日午前にはマスクの資産額が176億ドル(約2兆8200億円)減少したほか、デルのマイケル・デルが150億ドル(約2兆4000億円)、オラクルのエリソンが約112億ドル(約1兆7900億円)、メタのザッカーバーグが62億ドル(約9900億円)、エヌビディアのジェンスン・フアンが40億ドル(約6400億円)の資産をそれぞれ失った。

世界の富豪も株安で資産減少、マスクは15日午前に約6.7兆円失う

2日目となった15日の株安は、取引開始直後から再びこうした富豪らに打撃を与えている。フォーブスの世界長者番付によると、午前9時50分の時点でマスクの資産額は420億ドル(約6兆7200億円)近く減少したほか、デルの資産は140億ドル(約2兆2400億円)減、エリソンは12億ドル(約1920億円)減、ザッカーバーグは39億ドル(約6240億円)減、フアンは60億ドル(約9600億円)減となった。

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(forbes.com原文)

翻訳=江津拓哉

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