ヘイズはAIインフラへの巨額投資を批判、暴落と救済策を予測
暗号資産トレーダーのアーサー・ヘイズは2026年10月7日、テクノロジー企業がAIインフラに数兆ドル(数百兆円以上)を「無駄に使っている」と警告した。ヘイズは「暴落は必ず起き、救済策も必ず講じられる」と予測した。さらに、ビットコインと暗号資産市場全体が「過剰な流動性を吸収する。救済策が講じられたとき、最も高い成果を上げる資産が何かは分かっている」と述べた。
インフレ上振れと利上げ観測で、暗号資産市場の下落が加速
暗号資産市場自体も暴落の瀬戸際にあると、複数の市場アナリストが警告している。米連邦準備制度理事会(FRB)は2026年末までに政策金利を少なくとも0.25ポイント、場合によっては0.5ポイント引き上げると広く予想されている。
FxProは、外国為替や暗号資産などをオンラインで取引できるサービスを提供する企業だ。同社のシニア・マーケット・アナリスト、アレクサンドル・クプツィケビッチは、メールで寄せたコメントで次のように述べた。「大型テクノロジー株が売られたことに加え、食品・エネルギーを除く物価の上昇率(コアインフレ率)が予想を上回り、利上げの可能性が高まった。その影響で暗号資産市場の下落が加速した」。クプツィケビッチは、暗号資産に対する投資家心理を数値で示す指数が「53まで急落し、2026年9月17日以来の低水準となった」と指摘した。
暗号資産市場、弱気相場から脱却できるか
クプツィケビッチは「ビットコインと暗号資産の市場心理は、弱気相場から抜け出す準備が整ったかどうかを占う重大な試練を迎えている」と述べた。さらに「指数が目盛りの上半分にとどまれば、市場心理が根本的に変化したことを示す。2025年10月から2026年8月まで、この範囲に入ったのはわずか1日だった」と説明した。
クプツィケビッチはビットコインの値動きについても説明した。「米国の物価指標が予想を上回った後、ビットコインは下落した。ただし、発表前にも、価格が8万4000ドルを上回ろうとする局面で売りが急増していた。その後、リスク資産全般に売りが広がり、市場での取引が少ない状況で下落が進んだ。ビットコイン価格は、過去50日間の平均価格を示す50日移動平均線を下回り、一時8万400ドルまで下落した」。


