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2026.10.16 11:00

ザッカーバーグが放つメタの新AI「Muse Wonder」、長く続く作業に強い文書特化型モデル

abdelaziz - stock.adobe.com

Muse Wonderの出力は文章のみ、動画や画像は生成できない

ただし、Muse Wonderには大きな注意点がある。

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メタによれば、このモデルは、学習や入力に使うデータについては、ある程度何でも取り込める「雑食」だ。だが、結果は文字でしか出してこない。動画も、画像も出せない。Muse Wonderは、導き出した結果を「計画と文書」の形で返す。

そのため、このモデルは、ある用途には打ってつけだが、別の用途にはまったく向かない。パラリーガル(弁護士の指示のもとで法律事務を担う専門職)なら、申し分ない。漫画やおもしろ動画などは、いちばん返ってきてほしくないものだからだ。

一方、インフォグラフィック(情報やデータを図にまとめたもの)を作りたい人や、解説用のショート動画で観客をあっと言わせたい人は、来る場所を間違えている。公平を期していえば、OpenAIが動画生成AIのSoraから手を引いて以来、動画生成モデルで先頭を走る存在は見当たらない。Runway、Synthesia、Pictory AI、Klap、Descriptといったものはあるが、それが何なのかを知っている人はほとんどいない。

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入力100万トークン約632円、Claude Opus 5.5と同じ料金体系

料金については、関係者によれば、Muse Wonderは入力100万トークンあたり4ドル(約632円)、出力100万トークンあたり20ドル(約3160円)で、現時点では料金体系がAnthropicのClaude Opus 5.5と同じだという。なお、Muse Wonder Fullは、メタのコーディング向けサービス「Muse Code」の上位の有料プランでしか使えない。

結局のところ、メタの新しいモデルには、一過性で終わらずに定着していく力も、ある程度はありそうだ。2026年も残りわずかとなった今、ぜひ自分で試してみてほしい。

(forbes.com 原文)

翻訳=酒匂寛

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