AIが使用された可能性も
今回の攻撃にAIが関与していたかどうかも焦点となっている。サイバーセキュリティの専門家らは、AI技術の台頭によってこうした攻撃がより巧妙化し、頻度も高まる可能性があると指摘する。
TD Securitiesのマネージング・ディレクター、ナビーン・バラクリシュナンはハーバード大学エクステンション・スクールに対し、「攻撃者は今や驚くべきツールを手にしている」と語り、「ごくわずかな労力で、すでにどれほど多くの作業が自動化されているかには驚かされる」と述べた。
また、国際刑事警察機構(インターポール)のグローバル最高情報セキュリティ責任者を務めるビョルン・R・ワトネは今月初め、AIによってハッカーが同時に複数の標的をより容易に攻撃できるようになり、サイバー攻撃の「速度と規模」が増大しているとCNBCに語った。
マイクロソフトの共同創業者であるビル・ゲイツも11日、CNNに対し、今後1年でAIを悪用したサイバー攻撃が増加する可能性があると語った。ゲイツは、「悪意ある人間がAI、とりわけあらゆる安全装置を解除できるAIを使用すること」から生じる「ネガティブなサプライズ」について警告している。


