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2026.10.14 07:00

ディズニーが知財取得に約31.8億円提示、AIチャットボットのCharacter.aiが破産申請

Photo Illustration by Samuel Boivin/NurPhoto via Getty Images

10代利用者を巡る訴訟や医療資格の虚偽表示が経営上の逆風に

Character.aiは、10代利用者を巡る訴訟や、チャットボットによる医療資格の虚偽表示など、法律、規制、事業運営上の大きな困難に直面してきたと説明している。

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最高経営責任者(CEO)のコリン・アダムズ(Colin Adams)は、「過去1年間、法律や規制、事業運営上の大きな逆風に直面しながら、事業の維持と改善に向けて有意義な措置を講じてきた」と語った。取締役会は選択肢を幅広く検討した結果、裁判所が監督する売却手続きが、すべての利害関係者にとって価値を最大化する最善の機会になると判断したという。

18歳未満との自由な会話を禁止、10代の被害を巡る訴訟では和解

2025年、Character.aiは、チャットボットと会話した後に自殺したり、自殺を図ったりした子どもの家族から、複数の訴訟を起こされた。同社は当初、チャットボットの返答も、言論の自由を保障する米憲法修正第1条によって保護されると主張して争った。

同年10月には、18歳未満の利用者がチャットボットと話題を限定せず、自由に会話を続ける機能を禁止すると発表した。2026年1月には、被害を受けたと訴える10代の利用者の家族が起こした複数の訴訟で、和解に合意した。

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ペンシルベニア州政府、医療従事者を装った疑いでチャットボットを提訴

2026年5月、米ペンシルベニア州政府はCharacter.aiを提訴した。州政府は、チャットボットが州内で正式な免許を持つ医療従事者を装い、利用者に「偽のペンシルベニア州免許番号」を示したと主張している。

著作権侵害を巡る対立から、ディズニーへの人材移籍と知財取引へ

ディズニーは2025年9月、Character.aiが著作権で保護されたキャラクターを無断で使用したとして、使用停止を求める書簡を送った。

チャットボットは『アナと雪の女王』のエルサ、モアナ、スパイダーマンのピーター・パーカー、『スター・ウォーズ』のダース・ベイダーなどになりきっていたとされた。それぞれのキャラクターの来歴や設定を取り込んだ返答を生成していたという。Character.aiは書簡を受け、対象のキャラクターをサービスから削除した。

ディズニーは2026年9月18日、Character.aiの元CEOカランディープ・アナンドを新設の最高技術責任者(CTO)に迎えると発表した。アナンドは10月2日付で就任し、Character.aiの技術チームからも複数人がディズニーに加わる見通しだ。

著作権を巡って対立した両社は、人材獲得に続き、知的財産のライセンス取引でも関わることになった。

(forbes.com 原文)

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