サイエンス

2026.10.14 17:00

野鳥のリアルな瞬間を捉えた写真コンテスト、厳選の15作品

「コミミズクと目が合った(Eye-to-Eye with a Short-Eared Owl)」:「飛翔する鳥」部門金賞。撮影地:カナダ・ブリティッシュコロンビア州を流れるフレイザー川デルタの塩性湿地 Ivan Sjögren, Sweden - Bird Photographer Of The Year 2026

「別の自分(Alter Ego)」

「別の自分(Alter Ego)」:都会における鳥部門金賞。撮影地:イタリア・ローマ Gianluca Damiani, Italy. Bird Photographer Of The Year 2026
「別の自分(Alter Ego)」:都会における鳥部門金賞。撮影地:イタリア・ローマ Gianluca Damiani, Italy. Bird Photographer Of The Year 2026

大都市は、実に複雑な生息地だ。キアシセグロカモメは、もうずいぶん前からローマで暮らしている。大量のエサがあるからだ。高いビルは、カモメにとって海に面した崖も同然だ。そして、巣作りの場所としても申し分ない。

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この写真を撮ったジャンルカ・ダミアーニは、自宅の屋根を、巣づくりの場としてカモメに提供した。行動や、好んで止まる場所などを観察することができ、この写真が撮れた。

「剥がせるポスターを壁に貼って、カモメがやって来るのを待った」

この写真からは、大胆で物怖じしないカモメの生態がよくわかる。だからこそ彼らは、人間のすぐ近くで繁殖できるのだろう。

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若手写真家による作品

「月の明るい夜(Moonlit Night)」

「月の明るい夜(Moonlit Night)」ヤング・バード・フォトグラファー・オブ・ザ・イヤー、5歳から17歳部門金賞。撮影地:米国・カリフォルニア州ロスガトス Parham Pourahmad, U.S. - Bird Photographer Of The Year 2026
「月の明るい夜(Moonlit Night)」:ヤング・バード・フォトグラファー・オブ・ザ・イヤー、5歳から17歳部門金賞。撮影地:米国・カリフォルニア州ロスガトス Parham Pourahmad, U.S. - Bird Photographer Of The Year 2026

2羽のアメリカワシミミズクが、パーハム・プールアーマドの自宅横の公園で巣をつくっていた。

「ミミズクの力強い姿をポートレートに撮ろうと、夕暮れ時に出かけた。地平線から満月が昇ってきた際、1羽のミミズクが松の木に降り立った時に狙いを変えたので、月を背景にした構図で撮影することができた」。

「空中アクロバット(Acrobat of the Skies)」

「空中アクロバット(Acrobat of the Skies)」:12歳から14歳部門金賞。撮影地:ノルウェー・ロフォーテン諸島 Paula Czaeczine, Germany - Bird Photographer Of The Year 2026
「空中アクロバット(Acrobat of the Skies)」:12歳から14歳部門金賞。撮影地:ノルウェー・ロフォーテン諸島 Paula Czaeczine, Germany - Bird Photographer Of The Year 2026

「ノルウェーの小さな島で、アカエリヒレアシシギが餌をあさっている姿を観察していた」と、パウラ・チャエチーネは語る。「1羽が沼で泳ぎながら、水面に浮かんだ虫をついばんでいた。そして突然頭を上げ、体を上に伸ばして翼を広げ、小さな蛾を捕まえようと飛び上がった」。

「エメラルド色の瞳(Emerald Eye)」

「エメラルド色の瞳(Emerald Eye)」:11歳以下部門金賞。撮影地:英国・ロンドン Alberto Román Gómez, Spain - Bird Photographer Of The Year 2026
「エメラルド色の瞳(Emerald Eye)」:11歳以下部門金賞。撮影地:英国・ロンドン Alberto Román Gómez, Spain - Bird Photographer Of The Year 2026

「私が住んでいる地域にいるカワウは、人間を避けるようにしていて、なかなか写真を撮らせてくれない」とアルベルト・ゴメスは話す。「けれどもロンドンのカワウは、人間への信頼がずっと強く、数mまで近づいても逃げない。おかげで、メタリックな光沢感のある、黒くて美しい羽毛を観察できた。でも、目を引き付けられたのはエメラルドグリーンの瞳だったので、頭のアップを撮ることにした」。

「バード・フォトグラファー・オブ・ザ・イヤー2026」全受賞作品はこちらで見ることができる。

(forbes.com 原文)

翻訳=遠藤康子/ガリレオ

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