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2026.10.10 08:00

スペースX、「スターリンク・モバイル」開始へ道筋──全米低帯域周波数の取得で合意

gguy - stock.adobe.com

スペースX、スマートフォンなどと直接通信する新型衛星1万5000基の打ち上げを計画

スペースXは、Starlink Mobile向けの第2世代衛星「Gen2」1万5000基を打ち上げる計画についても、FCCから承認を得たと説明した。新型衛星は、世界各地で特別な改造をしていないスマートフォンなどの端末に対し、現行世代の100倍を超える通信帯域幅を提供できるとしている。

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新型衛星で使用する周波数帯についても、スペースXはすでに取得を進めていた。2025年には、エコースターとの170億ドル(約2兆6860億円)規模の取引の一環として2GHz帯を取得している。今回の800MHz帯とは別に確保した周波数帯で、スペースXは第2世代衛星に2GHz帯を使用する計画だ。

米通信大手、衛星通信だけでは既存の携帯電話網と競争できないと主張

米通信大手3社の幹部は、Starlink Mobileが既存の携帯電話サービスにとって強力な競争相手になるとの見方を退けている。衛星通信には技術的な制約があり、スペースXには携帯電話の基地局など、通信大手が長年整備してきた地上設備が不足しているためだ。

AT&Tのジョン・スタンキーCEOは9月9日、ゴールドマン・サックス主催のイベントで、衛星通信は地上の携帯電話網が届きにくい遠隔地で役立つ技術だと説明した。「最後の2%を解決するもので、98%を解決する新しい方法を生み出そうとするものではない」と述べ、既存の携帯電話網ではカバーできない利用者への通信手段として衛星通信を位置づけた。さらに、衛星通信は「数十年かけて整備されたインフラと競争する」手段として有効ではないと指摘した。

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ベライゾンのダン・シュルマンCEOも7月24日の決算説明会で、衛星通信が既存の地上通信網と本格的に競争するのは難しいとの考えを示した。シュルマンは、都市部や郊外では、移動通信でもブロードバンドでも、単純な物理法則によって「衛星が地上ネットワークと有効に競争する」ことはできないと述べた。

(forbes.com 原文)

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