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2026.10.10 12:00

ホラーの帝王スティーヴン・キングの絶対読むべき「代表作10選」と99作品を一挙紹介

Sweeann - stock.adobe.com

タリスマン3部作を完結させる2026年の新作

新作『Other Worlds Than These』は「タリスマン」3部作の完結編で、2022年に亡くなったピーター・ストラウブとキングの共著として刊行される。2人は1984年に第1作『タリスマン』を、2001年に続編『ブラック・ハウス』を共同執筆した。

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年齢を重ねたジャック・ソーヤーは、新たな難題に直面する。米国側で暴れる感染した若者の一団と、ミッド・ワールドの最果てにいる謎の勢力ガレットを、すべてが滅びる前に止めなければならない。ファンタジーとサスペンスを融合した作品で、シリーズを追い続け、完結を待ってきた読者にとって必読となる。

『Other Worlds Than These』は2026年10月6日に発売された。

複数シリーズが交差するキング作品の読み進め方

これほど多くの作品があれば、キングの書籍やシリーズに相互のつながりが多くても不思議ではない。「ダークタワー」シリーズは、キングが描く多元宇宙の中心に位置する。

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全作品を読めば読書体験は豊かになるが、個々の作品やシリーズを楽しむために必須というわけではない。

8作で構成されるダークタワー

「ダークタワー」シリーズを物語上の順序で読む場合は次のようになる。日本語版では第II、III、IV、V、VI、VII作が上下巻に分かれているため、KADOKAWAから刊行された日本語版は計14冊となる。

『ダークタワー I ガンスリンガー』

『ダークタワー II 運命の三人 上』/『ダークタワー II 運命の三人 下』

『ダークタワー III 荒地 上』/『ダークタワー III 荒地 下』

『ダークタワー IV 魔道師と水晶球 上』/『ダークタワー IV 魔道師と水晶球 下』

『ダークタワー IV‐1/2 鍵穴を吹き抜ける風』

『ダークタワー V カーラの狼 上』/『ダークタワー V カーラの狼 下』

『ダークタワー VI スザンナの歌 上』/『ダークタワー VI スザンナの歌 下』

『ダークタワー VII 暗黒の塔 上』/『ダークタワー VII 暗黒の塔 下』

シリーズは、ガンスリンガーのローランド・デスチェインがミッド・ワールドを旅する物語だ。ダークファンタジー、SF、ホラー、西部劇など複数のジャンルにまたがる点が特徴である。

ビル・ホッジスとホリー・ギブニーの作品群

ビル・ホッジス3部作は『ミスター・メルセデス』(2014年)、『ファインダーズ・キーパーズ』(2015年)、『任務の終わり』(2016年)で構成される。

そこに登場する人物を主人公とするホリー・ギブニー・シリーズには『アウトサイダー』(2018年)、「もし血が流れれば」(2020年)、Holly(2023年)、Never Flinch(2025年)がある。

いずれもスリラーやサスペンスに分類され、登場人物が繰り返し現れるため、全作を読むとより楽しめる。

ジャック・ソーヤーを追うタリスマン3部作

キングとストラウブが執筆した「タリスマン」シリーズは、『タリスマン』、『ブラック・ハウス』、『Other Worlds Than These』の3作で構成される。第1作が1984年、最終作が2026年に刊行された。ジャック・ソーヤーの人生を追い、ファンタジーとサスペンスの要素を取り入れている。

スティーヴン・キングは文学界の巨人にとどまらず、強烈な恐怖と緊張に満ちた現代屈指の物語を生み出し、文化を形作ってきた。『キャリー』や『シャイニング』の象徴的な恐怖から、『11/22/63』や『ミザリー』の緊迫した筋書きまで、キングは「ホラーの帝王」という世界的評価にふさわしい作品を繰り返し発表している。

初めて読む人が知りたいキング作品の基礎知識

スティーヴン・キングの最初の本は何か

キングの最初の本は、1974年刊行のホラー長編『キャリー』だ。

スティーヴン・キングで最も怖い本は何か

キングは多くのジャンルを手掛けるが、最もよく知られているのはホラーだろう。特に怖い代表作には『IT』、『痩せゆく男』、『クリスティーン』、『クージョ』、『ファイアスターター』、『ザ・スタンド』、『シャイニング』、『キャリー』がある。

映画化された人気作は何か

1976年公開の『キャリー』以降、キング作品は数多く映画化されてきた。よく知られているものに以下の作品がある。

※(配信元を記載していない場合は、アマゾン Prime Video)

『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』

『IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。』

『キャリー』(1977年版)

『クリスティーン』

『グリーン・マイル』

『シャイニング』

『ショーシャンクの空に』

『シークレット ウインドウ』

『スタンド・バイ・ミー』

『スティーヴン・キング エイジ・オブ・パンデミック』

『スティーヴン・キング/痩せゆく男』

『ダークタワー』

『チルドレン・オブ・ザ・コーン』

『デッドゾーン』

『ドクター・スリープ』

『ドリームキャッチャー』

『ハリガン氏の電話』(ネットフリックス)

『バトルランナー』

『ブギーマン』

『炎の少女チャーリー』

『ミスター・メルセデス』

『ミザリー』

『ミスト』

『黙秘』

『ランニング・マン』

『ロングウォーク』

初心者が最初に読むべき作品は何か

初めてキング作品を読むなら、映画やドラマで見たことのある本など、なじみのある作品から始めるとよい。『シャイニング』、『キャリー』、『11/22/63』、『IT』などが候補になる。『IT』には道化師ペニーワイズ、『シャイニング』にはジャック・トランスが登場し、『キャリー』はいじめられる10代の少女キャリー・ホワイトを描く。

1970年代と80年代の人気作は何か

『キャリー』(1974年)、『シャイニング』(1977年)、『IT』(1986年)など、キングを代表するホラー作品の一部は1970年代と80年代に刊行された。これらの長編は、キングをホラーの重要作家として定着させた。

1990年代の人気作は何か

1990年代の人気作には『ダークタワー IV 魔道師と水晶球 上』/『ダークタワー IV 魔道師と水晶球 下』(1997年)、連載形式で刊行された『グリーン・マイル 上』/『グリーン・マイル 下』、『骨の袋』(1998年)がある。

『グリーン・マイル』は英語版では1996年に6分冊で刊行され、1996年のブラム・ストーカー賞長編賞を受賞した。『骨の袋』も1998年の同賞を受賞している。

2000年代以降の人気作は何か

『ダークタワー VII 暗黒の塔 上』/『ダークタワー VII 暗黒の塔 下』(2004年)、『11/22/63』(2011年)、『アンダー・ザ・ドーム』(2009年)は、2000年代以降の人気作に数えられる。スリラー好きならビル・ホッジスとホリー・ギブニーの作品群も楽しめるだろう。

『ダークタワー VII 暗黒の塔 上』/『ダークタワー VII 暗黒の塔 下』はシリーズを締めくくる作品だ。『11/22/63』と『アンダー・ザ・ドーム』はいずれも映像シリーズ化された。

『11/22/63』(映像版。アマゾン Prime Video)

『アンダー・ザ・ドーム』(映像版。Hulu)

(forbes.com 原文)

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