カルチャー

2026.10.16 15:30

LAで大規模J-POPフェスを主催 日本の音楽文化を守り育てる

千木良卓也|クラウドナイン代表取締役社長

日本から世界を目指せる環境を

世界の音楽市場を取り巻く潮目は変化を続けている。25年からグラミー賞を主催するRecordingAcademyの投票会員も務める千木良は、その活動などを通して、グローバル音楽産業の関心がK-POPに代表されるアジア市場から中南米をはじめとする新たな市場へ移りつつあることを肌で感じている。

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「J-POPが世界進出できるタイムリミットは過ぎているのかもしれない」

そんな危機感を感じながらも、海外のリスナーを広げる余地はまだあると千木良は見る。そのために今やるべきことは、日本にいる才能がその個性を保ったまま、世界を目指せる環境をつくることだと言う。

「前提として重要なのはアーティストの夢をかなえることです。日本の素晴らしい才能をもった子どもたちがデビュー前に海外にわたる選択をするケースも増えているけれど、『俺たちと一緒なら、日本から世界を目指せるよ』と示したい」

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Adoとともに切り開いてきた海外への道。千木良はその経験を生かして日本のアーティストを育て、日本の音楽文化が持続可能な発展を続けるための土壌づくりを進めている。


ちぎら・たくや◎1984年生まれ。2014年に音楽業界に参入。同年ハイスピードボーイに入社しGReeeeN(現GRe4N BOYZ)のマネージャーを4年間務める。その後1年間フリーのプロデューサーを経験し19年にクラウドナインを創業。Ado、shallm、平手友梨奈などアーティストやクリエイターが所属する。

文=フガクラ 写真=若原瑞昌

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