全国の自治体が地域創生や観光振興に力を注ぐ中、どのような自治体が生活者を引きつけ、評価されているのか。ブランド総合研究所が実施した「地域ブランド調査 2026」において、全国で高く評価された市区町村のランキングが明らかになった。
それによると、札幌市が52.6点を獲得して3年ぶりに1位へ返り咲いた。2位に52.1点の函館市、3位に47.9点の小樽市が続き、トップ3を北海道の市が占める結果となった。さらに7位にも富良野市(43.3点)がランクインしており、北海道ブランドの強さを示す格好となった。また、4位には京都市(47.4点)、5位には横浜市(46.9点)が続いている。

上位争いの一方で、大きく評価を伸ばした自治体にも注目が集まる。市区町村の順位を前年の29位から12位へと大きく押し上げたのが大分県別府市だ。点数は前年の32.9点から40.2点へと7.3点伸び、1000市区町村の中で最も大きな伸び幅を記録した。同市では特に20代からの評価が急上昇している。一方、群馬県草津町も前年の30位から18位(38.9点)へ浮上。こちらは30代および40代からの支持を集めており、同じ温泉地でも、世代ごとのアプローチや届いている層の差異があることがわかった。
そのほか、箱根町(14位・39.9点)、伊豆市(25位・34.4点)、由布市(30位・32.5点)、登別市(40位・30.3点)といった名湯を抱える自治体も着実に順位を伸ばしており、旅の癒やしや体験型コンテンツへの関心の高さがうかがえる。また、熊本市は前年の70位から34位(31.6点)へと大幅に順位を上げている。くまモンのデビュー15周年を契機にご当地キャラクターの認知度が急上昇したことが、地域全体の注目度向上に寄与したと考えられる。



